さくらインターネット(株)【3778】の掲示板 2024/03/13

AIクラウドを手掛けるオラクルがAI需要で急伸💯
　　　　
(3月12日 ロイター) - オラクル<ORCL.N>は、AIチップ大手のエヌビディアとの提携により、AＩクラウドコンピューティング市場でシェア獲得の計画が進展していることを受けて13％急騰した。
データベース大手はまた、来週18日から21日まで開催されるNvidiaのGTC開発者会議で発表される可能性のあるNvidiaとの共同発表を予告した。
同社は、低価格のクラウド・プロバイダーとして自らを売り込み、業界の重鎮であるアマゾン・ドット・コムやマイクロソフトに対抗すべく、NvidiaのAＩチップのクラウドサーバーに数十億ドルを投じてきた。
このような努力と、クラウド顧客がNvidiaのAＩスーパーコンピュータにアクセスできるようにする提携により、オラクルの第3四半期のクラウド収益は25％急増し、残りの販売残高は29％増加した。
「オラクル・クラウドの勢いは、前の2四半期で期待はずれのクラウド業績を目の当たりにした後、再び軌道に乗っている」とPiper Sandlerのアナリストはクライアントノートで述べている。
市場前の株価129.67ドルを基準にすると、オラクルの時価総額は400億ドル近く増加する見込みだ。
少なくとも14人のアナリストが目標株価を引き上げ、中央値は135.50ドルになった。LSEGのデータによると、オラクルの株価は12ヶ月先収益予測の19倍で、ソフトウェアおよびITサービス・セクターの31.2倍と比較している。
オラクルの株価は、データセンターの容量制限と不透明な経済見通しが同社の成長を圧迫しているとの懸念から、2023年と今年これまでのところ、マイクロソフトなどの大手クラウドライバルを下回っている。
サフラ・キャッツ最高経営責任者（CEO）は月曜日、こうした懸念の一部を払拭し、オラクルは「今四半期にいくつかの大型契約を締結し、さらに多くの契約を控えている」と述べた。