ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

(株)ブロードバンドタワー【3776】の掲示板 2024/04/26〜2024/05/01

1,原油の価格が高値圏を推移
足元の原油価格は地政学リスク(中東情勢の激化)の懸念によって高値圏で推移しています。原油価格が高騰すると製造過程での原料も値上がりする要因となり、連動して商品の価格も値上がりします。 

2、円の大暴落でエネルギー価格が急騰  日本においては、エネルギーや食材など、多くのモノを輸入に頼っているため、円安の環境下では輸入コストが上昇し、ガソリン、電気代、ガス代等の価格が値上がりします。また、企業においてもエネルギー価格の高騰によって製品価格を値上げせざるを得ないため、“さらに物価が上昇する”ことが懸念されています。この原油価格の高騰によって、価格転嫁が難しい企業の業績悪化が悪化し、消費者はますます買い控えることで、さらに“世界経済が衰退する要因”となります。

3,米の金利が過去最高に逆転
足元の逆イールド(金利逆転)は、1981年以来の長さ(深さ)となっています。何れも、過去の大暴落前には、この逆イールド現象が発生し、その後、世界景気が減速して大暴落が発生しました。この逆イールド現象は、逸早く景気後退を分析している、ヘッジファンドが、顧客の資産を現金化した事によって発生します。つまり、“世界の富裕層はリスク資産から撤退している”というシグナルです。

4, 紙幣の流動性低下で企業の財務が悪化
量的引き締め(QT)及び債務上限まで国債を発行する事によって市場のお金が吸い取られ、流動性が低下して景気減速の要因となります。民間の銀行は手持ちの資金が急速に減り、企業へ貸し渋る事によって“資金繰りが悪化する要因”となります。

5,ヨーロッパ諸国で企業の倒産件数が急増
依然、地政学リスクは収束しておらず、今後も物価高騰が継続する見込みですから、“さらに倒産件数が増える”ことが予測されます。2024年現在、ヨーロッパの企業の倒産件数が、1991年のバブル崩壊、2008年のリーマンショック波に急増しています。日本においても倒産件数が急増しており、特に物価高騰の影響によって価格転嫁が難しい中小企業が甚大な影響を受けています。