(株)セルシス【3663】の掲示板 2018/02/15〜2018/05/01

おはようございます🤗

日経新聞朝刊1面

自動運転車に交通情報🎀

政府は2018年度から自動運転車向けに信号情報を提供する。信号機に取り付けた通信機や交通管制センターから、車に信号の色や色が変わるタイミングを伝える。現行の自動運転技術はカメラなどで信号の色を識別しているが、逆光時などに正確に検知できないといった課題があった。民間への情報提供を進め、自動運転の普及に弾みをつける狙いだ。

運転手がいない完全自動運転の実現には、信号情報の正確な把握が欠かせない。内閣府などが信号情報の公開方法を検討しており、信号の色と次の色にいつ切り替わるかを車に伝えやすくすることにした。

信号に簡単な通信機を付け、車に置いた携帯電話の通信網で受信できるようにしたり、都道府県の交通管制センターと民間の事業者をつなぎ、信号が変わるタイミングを把握できるようにしたりする。情報を受け渡しできる範囲や、情報漏洩などの問題がないか点検し、公開に踏み切る。

自動運転を巡っては、内閣府が17年に公道での実証実験を本格的に始めた。信号の色はカメラやレーダーで把握する手法をとったが、逆光や信号に近い場所では正確に検知できないケースがあった。警察庁は路側器からの無線通信で信号情報を送る技術開発を進めているが、路側器の設置には費用や時間がかかる。

政府は東京五輪を開く20年に緊急時のみ運転手が対応する「レベル3」の自動運転を実用化する方針。20年後半には運転手なしの完全自動運転を実用化するとしている。人手不足や不採算によって廃止した地方の路線バスなどに代わる移動手段として、期待している