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(株)ファーマフーズ【2929】の掲示板 2022/01/25〜2022/01/27

借金のある投資家が投げ売りを迫られる

株価が暴落すると、借金で株を買っていた投資家が銀行から返済を迫られます。銀行としては投資家が破産して融資が焦げ付く事を心配するので、当然のことなのですが、投資家は悔しいでしょうね。

上がると思って買った株が下がったのですから、「絶好の買いのチャンスだ。更に借金をして買い増して大儲けを狙おう」と思っているのに、銀行に返済するために保有株を売らなければならないのですから。

「信用買い」をしている個人投資家が「追加証拠金」を迫られて、泣く泣く持ち株を売却するのも、同じことですね。

上がると思う人が買い、下がると思う人が売るのが通常の株式市場なのですが、株価が暴落すると「売りたくない売り」が出てくるため、株価の暴落が更なる暴落を招くメカニズムが働くわけです。

損切りのルールを定めている機関投資家が多い

売りたくない売りは、他にもあります。機関投資家の多くが担当者に「損切り」のルールを課しているのです。これは、一定以上の損が出た担当者は持っている株をすべて売り、休暇をとって頭を冷やせ、というものです。

損失が無限に広がる事を避けるという目的の他に、損が膨らんだ担当者は頭に血が昇って冷静な判断が出来ないから、という事もあるようですが、いずれにしても株を売らされた担当者は悔しいでしょうね。