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(株)総医研ホールディングス【2385】の掲示板 2015/07/26〜2016/04/14

作用機序
イミダゾールジペプチドは、in vitro 試験、in vivo 試験において抗酸化作用を有することが 報告されている 1)。疲労は過度の肉体的および精神的活動、または疾病によって生じた心身 の活動能力・能率の減退状態と定義される。疲労のメカニズムの一つに肉体的活動によっ て生じる酸化ストレスの上昇があり、実際に肉体的活動により酸化ストレスが誘導される ことが報告されている 2)3)。酸化ストレスの有用な指標として、8-イソプラスタンおよび 8- ヒドロキシデオキシグアノシン(OHdG)が挙げられる。8-イソプラスタンは活性酸素が直 接リン脂質を過酸化することで生成するアラキドン酸の酸化代謝物であり 4)、8-OHdG は DNA の構成成分であるデオキシグアノシン(dG)が活性酸素などのフリーラジカルにより 酸化されて分子内に生成する物質である 5)。臨床試験において肉体的活動によって活動能 力・能率の減退状態と疲労感が生じ、それに伴って尿中 8-イソプラスタン濃度および尿中 8-OHdG 濃度が上昇することが確認されており、当該製品「イミダペプチド」の摂取によ りそれらの上昇が抑制され、活動能力・能率の減退状態の改善および疲労感の軽減が示さ れていることから 6)、作用機序はイミダゾールジペプチドの抗酸化作用により、肉体的活動 によって生じる酸化ストレスを抑制し、細胞機能の低下を軽減することにより、疲労感を 軽減するものと考えられる。