ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

WTI原油価格連動型上場投信【1671】の掲示板 2017/12/09〜2020/03/16

>>236

<12月中旬頃から急速に原油価格が拡大、沸騰していく>と言われるのは暖房油の需要が増える一般的”季節要因”によるもの。

又、その要因が"マーカー原油WTI”に顕著に表れるのは上場している「ニューヨークで大雪が降ったような場合」であり、日本の気候は直接関係無い。

尤も、昨今は”季節変動”より、OPEC等の”政治的憶測”が原油価格を動かしているのが実態。

  • >>237

    <昨今では、石油市場はメガフォンを使って叫んでいるようだ。わずか2カ月の間で31%も急落したのは、その最も極端な例にすぎない。直近の954営業日という期間で、最近のWTI価格を見ると平均1バレル=52ドルであり、これはほぼ現在の水準と同じだ。だが、その間の価格は大きく変動した。この平均から20%以上の乖離(かいり)を示した日数はほぼ3分の1に及んでいる。

     何が起きているのかを理解するための第一歩は、コモディティー価格に関する従来の経済理論を忘れることだ。ボラティリティーの増大も、最近の価格急落も、供給コストの変化への反応ではない。そうした変化はあまりにも緩慢なので、日次の、それどころか月次の大きな価格変動を生み出すにさえ、とうてい至らないのである。

     また価格の乱高下は、供給・需要の量的な変動に対する合理的な反応とはとうてい言いがたい。どちらも相対的にゆっくり変化している。過去5年間、供給・需要のいずれを見ても、年間の変化は平均2%以下である。さらに、石油の在庫には十分な柔軟性があり、何か想定外の要素があっても吸収できる。

     同じ過去5年間に年間の平均価格が22%も変動したとすれば、何か別の理由があるはずだ。投機や金融コストといったテクニカルな要因も作用している。
    だが、最も頼りになるのは地政学的な説明だ。世界全体、そして主要産油諸国であまりにも多くの混乱が生じているせいで、わずかな減産を促すためにも大幅な価格下落が必要になっている。 (ロイターより抜粋)>