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(株)INPEX【1605】の掲示板 2023/08/24〜2023/09/01

<高配当利回り株の優位続くか、植田総裁発言も注視>

 日本株は、円安や企業の株主還元強化の姿勢が支援材料として意識される。ただ、日経平均に関しては半導体セクターが変動要素となることで、上下双方にブレやすい動きを想定する必要がある。一方、相場全体の体温をより正確に示すTOPIX(東証株価指数)が、75日移動平均線の水準から切り返す歩調を維持している状況にはまだ安心感が持てる。

 株主還元への市場の関心の強さは、日経平均採用銘柄のうち配当利回りの高い50銘柄で構成する「日経平均高配当株50指数」の動きからも鮮明だ。同指数に連動するNEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信(日経高配50) <1489> は7月末比で0.2%高と、日経平均(4.5%安)を大きくアウトパフォームしている。

 来週も不透明感が漂う中で、引き続き株主還元は有力な買い手掛かりになると考えらえる。日本製鉄 <5401> や神戸製鋼所 <5406> 、INPEX <1605> 、商船三井 <9104> などをマークしたい。日経平均の予想レンジは3万1200-3万2200円とする。

 ジャクソンホール会議には、日銀の植田総裁も初めて参加する(講演は日本時間27日未明から)。パウエル議長と比べると注目度は低いものの、本邦の金融政策が動いている局面だけに注視する必要がある。

提供:ウエルスアドバイザー社

有力な買い手掛かりですって