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5/11 米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は11日、インフレの伸び鈍化が止まり、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ計画をさまたげていると報じた。FRBは制約的金利が住居費押し下げに繋がると期待し1年半待っているが、いまだ実現していないとしている。消費者物価指数(CPI)の3分の1、個人消費支出(PCE)物価指数の約6分の1を占める住居費のインフレは特に頑固で、インフレの進展に影響していると伝えた。
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おはようございます。 こちらは昨日から雨模様。 日経もパッとしませんね。 世界の株価やNY市場の状況は土曜日の投稿をご参照ください。 本日のモーサテより ◆先週のNY市場について補足 ※先週は相場を大きく動かす材料に乏しい中でもダウは堅調に推移し週間ベースでの上昇は今年最高となった。 消費関連株を中心に買いが先行。取引時間内に🇺🇸5月ミシガン大学消費者信頼感指数が期待インフレ率(インフレ予想)が予想を上回る結果となり、高金利の長期化が意識され終日相場の重石となった。 ◆昨日の指標結果など ①🇺🇸5月ミシガン大学消費者信頼感指数 半年ぶりの低水準。67.4と市場予想76.2前回77.2を大幅に下回るも、期待インフレ率(インフレ予想)が1年期待で3.5%と予想3.2%前回3.2%を上回る結果となり、こちらはFF金利の利下げ期待が後退する結果となった。 【調査担当者】無視できない悪化、消費者は物価や金利、労働市場が悪い方向へ向かっていると懸念」 ◆今週の予定 14日(火)🇯🇵4月企業物価指数 🇺🇸4月生産者物価指数 🇺🇸FRBパウエル議長公演 15日(水)🇺🇸CPI4月消費者物価指数 🇺🇸小売売上高 🇺🇸NY連銀製造業景気指数 16日(木)🇯🇵1−3月期GDP(速報値) 🇺🇸フィラデルフィア連銀製造業景気指数 17日(金)🇨🇳4月小売売上高・固定資産投資・鉱工業生産 🇺🇸4月景気先行指数 →🇺🇸CPI:伸び鈍化が見込まれており、予想通りならFRBの利下げ観測が見込まれそう →先週のFRB高官のタカ派的な発言と波長を合わせてくるのか、これまで通りハト派発言なのかが注目 ◆今週の為替(バークレイズ証券:門田真一郎氏) ①予想レンジ 153.00円〜158.00円 ②注目ポイント(🇺🇸先行きの雇用悪化リスク) 4月雇用統計→予想下回る 新規失業保険申請者数→前週を上回り予想に対しても上回る 3月JOLTS求人統計→前月を下回り市場予想も下回る 【今後のドル円相場は?】雇用が悪化すればドル高後退もあり得るが、短期的には金利差もまだまだ大きいことから150円台で推移する。 ◆今日の日本株(みずほ証券:三浦豊氏) ①予想レンジ 37900円〜38300円 軟調に推移するものと見られる ②注目ポイント(日経平均の上値を抑えるもの) ・今年の日経平均の累積売買代金では38000円以上が大きく、39000円以上が半数を超える。 ・値動きを重視する投資家が日本株から欧米株に乗り換えていることも要因 【今後の日経平均は?】36000円から39000円のレンジ相場となりそうだ ◆専門家インタビュー🇺🇸専門家に聞く 為替介入で「円高リスク」も ・今のところ効果的 ・ドル安時を狙って介入してきている ・円高ドル安への転換に警戒→景気低迷のサインが出ればドル高の流れは止まる ・長期金利差が昨年の4%から現在は3.5%まで縮小しており、今後さらに円安が進行するのを正当化するのは難しい。 🧐長期金利差は縮小→1年以上先を見ると🇺🇸も金利が下がり🇯🇵は金利が上昇していっているだろうと市場は考えている。 ただ現在は政策金利、つまりほぼ短期金利は5%以上の開きがある→当面は円安の状況(現在の状況)は続くと見られている、と捉えることができます。 ◆モーサテサーベイ ①今週末の日経平均予想の中央値:38400円 ②今週末のドル円予想の中央値:155.50円 ③円安局面は終わったか?:53%終わってない ④モーサテ景気先行指数:🇯🇵2週ぶりに悪化🇺🇸2週ぶり改善【欧州】と🇨🇳小幅に悪化 ◆ドル安政策は救いの手か諸刃の剣か(ロールシャッハアドバイザー:ジョセフ・クラフト氏) 【トランプ再選ならドル安政策か?】 ドル安政策を導入または容認した事例 ・レーガン政権第2期(1985〜1988)プラザ合意:262.80円→121.10円 ・クリントン政権第1期(1993〜1996年)容認:125.19→79.75円 これらのドル安政策の副作用3つ 1、貿易保護主義の助長 2、輸入物価の急上昇 3、基軸通過など国力の低下 【結論】市場はドル高方向と見ている。トランプ氏も財政拡張・関税・安全保障面を重視→ドル高をもたらす。どこまで本格的にドル安政策をするかにかかっている。 ◆今日の経済視点 ・スタグフレーション懸念(クラフト氏) 雇用統計(弱)に対し平均時給・PCE個人消費(粘着的)、ISMも総合で50割り込むもこの中の価格指数が大きく反発、ミシガンセンチメントも総合指数(下落)に対してインフレ予想(上昇)。このような中🇺🇸株高かに違和感。 とのことでした。 いつも長文🙇
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インフレ懸念の中、アメリカに住んでいると米国経済について日々悪化していると感じます。 米国の消費者はインフレが高止まりし高金利が当初の予想より長期化する見通しとなる中、米国経済の今後の行方について不安を強めている。 金曜日に発表されたミシガン大学の最新の消費者センチメント調査では、5月中に全体的なセンチメントが13%低下したことが明らかになった。同月の同指数は67.4と6カ月ぶりの低水準となり、エコノミスト予想の76.2を大きく下回った。 金曜日の報告書では、前年のインフレ期待が3.5%となり、前月の3.2%から上昇した。長期インフレ期待は3.1%と、前月の3%から上昇した。 消費者調査担当ディレクターのジョアン・スー氏は声明で、「消費者は過去数カ月間判断を保留していたが、現在はさまざまな面でマイナスの展開を認識している」と述べた。 「彼らは、インフレ、失業率、金利が今後1年で好ましくない方向に進む可能性があるとの懸念を表明した。」 センチメントの低下は、インフレの下降経路が多くのエコノミストが期待していたほどスムーズではないことを示す数カ月間のデータを受けて起きた。食品とエネルギーのコストを差し引いたコア個人消費支出(PCE)指数は、今年の最初の3か月間を通じて、連邦準備制度が注意深く監視していますが、年率4.4%のペースで上昇しました。これはFRBの目標である2%を大幅に上回り、2023年末までインフレが大幅に緩和する傾向を逆転させた。 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は5月1日、「ここ数カ月間、インフレは2%の目標に向けてさらなる進展が見られず、引き続きインフレリスクに非常に注意を払っている」と述べた。 またパウエル議長は、FRBの次の行動が利上げである可能性は「低い」と述べたが、インフレ統計が不安定だったため、FRBは市場が予想していたよりも長く利下げを延期する方向に年初に入ったようだ。 一方、予想を下回った直近の雇用統計や4月の製造業活動の縮小を示す統計など、さまざまな経済指標の発表は鈍い。木曜日には週間失業保険申請件数が予想外に増加し、2023年8月以来の高水準を記録した。 ソフトランディングだと思っていたのに、いきなり大きな衝撃を受けたときには、多くの人々はパニックに陥るものです。
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「先週は、順調に上げたよねえ」 「途中、何度も上下しただろ」 「『順調に』とは、言えないよね」 「でも、これで不安要素はなくなったから、上げていくに決まってるんだよ」 「ちょっとまて。 PPIとかCPIとか、忘れてるだろ」 「その後も、PCEとか雇用統計とか、インフレを確認したいデータは山積みだけど」 「でも、もう、大丈夫な気がするっていうかさ」 「おいおい」 「セルインメイとかもありそうだしね」 「いや、それは、今年は無いんじゃないか?」 「えっ、そうなの?」 「セルインメイっていうのは、例年4月に上げた年に起こるものだろ。 4月に上げた後で、お金持ちたちが安心して5月頃から9月頃まで休みを取る。 だから、例年、5月から9月ころまでは買いが入らず、夏枯れ相場になりやすいってことだよな」 「あっ、そうか。 今年、4月は上げてないもんね」 「しかも、今年は大統領選挙の年でもある。 大統領選挙の年は、結構、セルインメイを無視して上げたりするから」 「そうそう。 だから、もう、大丈夫なんだよ」 「それは違うと思うぞ。 セルインメイ以外にも、まだまだあやちゃんが言ったような他の要因は関係してくるぞ」 「今週のCPIくらいは、見てから態度を決めたいよね」 「結構、経済が冷えて来てるから、案外、落ち着いた数字が出るかもしれないよな」 「石油価格の問題はあるけどね」 「それに、資産効果とか気にして、FRB理事たちがけっこう口を挟み出したよな」 「FRBとしては、ここで資産効果を抑えてインフレを緩和した後で、夏過ぎとか年末とかからガーって行きたいのかもね」 「えー、じゃあさ、まだ、上げで確定ってことじゃないんだ。 なんだかなあ…」 「なでしこが気楽すぎるだけだろ」 「それは、言えてる(笑)」
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FOMC でパウエルが雇用の結果を知ってたのではないかとの憶測があるが 重要なのは最終的にはPCE 仮想PCEはCPI CPIでナイアガラ待ってればいい
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ジェファーソン副議長は、政策金利を現行水準に据え置いたままでもインフレは鈍化を続けるとの見通しを示した。ただ物価上昇圧力が根強く続いた場合は、より長期間の高金利維持が正当化されるとも指摘した。 ジェファーソン副議長は16日、インフレ鈍化でこれまで相当な進展があったとしつつ、インフレ率を持続的に2%に下げるという金融当局の仕事は「まだ終わっていない」と述べた。 ここ最近における他のFRB当局者見解と合わせ、ジェファーソン氏の発言は、利下げを急ぐ必要はないとの当局者認識を浮き彫りにしている。 4/17 米クリーブランド地区連銀のメスター総裁は17日、物価上昇圧力が年内にさらに緩和し、米連邦準備理事会(FRB)の利下げが可能になるという見通しを示した。その上で、利下げを行う前にインフレ率が目標の2%に持続的に向かっていることを確信したいと述べた。 「ある時点で、より確信が持てるようになれば、われわれは政策正常化を開始し制約的なスタンスを弱めるだろうが、急ぐ必要はない」とし、経済動向を見極める慎重な姿勢を示した。 個人消費支出(PCE)価格指数が前年比2.5%、コアPCEがここ半年にわたり3%近くで推移する中、メスター氏は今年に入りインフレ率は予想を上回っていると指摘。 「時には物事がうまく運ばないこともある。われわれは状況を注視し、経済の現状が明らかになるまで待つ必要がある」とし、労働市場が堅調で、米経済成長も底堅いことから、FRBは行動する前にさらなる情報を待つ時間があると述べた。 4/4 トレーダーズ・ウェブ ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁 「インフレ率は依然として高すぎる」
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実体経済 前回3.8%予想3.8%結果3.9%失業率(04) 前回3.4%予想2.5%GDP(01-03) 速報1.6%暫定─%確定─% 前回0.9%予想1.0%結果1.2%雇用コスト(01-03) 前回0.3%予想0.6%結果0.5%個人所得(03) 前回0.8%予想0.6%結果0.8%個人支出(03) 前回0.7%予想0.3%結果─%小売売上高(04) 前回1.1%予想0.2%結果─% コア 前回1.3%予想2.8%速報2.6%確定─%耐久財(03) 前回0.3%予想0.3%速報0.2%確定─%コア 景況感 ISM(04) 前回50.3 予想50.1 結果49.2 製造 前回51.4 予想51.9 結果49.4 非製造 PMI(04) 前回51.9 予想52.1 速報49.9 確定50.0 製造 前回51.7 予想52.1 速報50.9 確定51.3 非製造 前回52.1 予想52.1 速報50.9 確定51.3 コンポジ 前回77.2 予想76.3 速報67.4 ミシガン(05) 前回3.2 予想2.1 結果15.5フィラデル(04) 前回0.1%予想-0.1%結果-0.3%景気先行(03) 前回104.7予想104.0結果97.0コンファ(04) 物価 前回1.6%予想3.1%結果3.1%GDP・デフ 前回2.0%予想3.5%結果3.7%GDP・PCEコア 前回2.5%予想2.6%結果2.7%PCE(03) 前回2.8%予想2.7%結果2.8% コア 前回3.5%予想3.4%結果─%CPI(04) 前回3.8%予想3.6%結果─% コア 前回2.1%予想2.1%結果─%PPI(04) 前回2.4%予想2.3%結果─% コア 前回0.3%予想0.3%結果─%輸入·月(04) 前回0.4%予想─%結果─%輸入·年(04) 金融政策 5.25%〜5.50% FF金利(5月) 4.25%〜4.50% ドットプロット(3回/5回)
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米は雇用、ISMやPMIの景況感とかが下振れしてるのに、CPI、PPI、PCEの物価指数が上振れしたら、ヤバそうやな… 製造業の価格指数はめちゃ上振れしてたので、CPIは上振れしそう。
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市場は年内1〜3回の利下げを予想 フェデラルファンド(FF)金利先物市場が織り込む7月の利下げ予想確率はFOMC前の2割強から3割強に上がり、9月の利下げ予想確率は6割を超える。FF金利先物の12月物は年内0.25%の利下げ1〜2回を織り込む水準で推移している。 主要金融機関ではモルガン・スタンレーが7日に、9月の利下げ開始と年内3回の利下げ予想を示した。前週末時点ではJPモルガンが7月の利下げ開始を見込んでいた。一方、労働市場の均衡に時間がかかるとみるバンク・オブ・アメリカは年内の利下げを12月だけと予想。9月か12月に1回だけとみるエコノミストも多い。 FOMCと雇用統計を受けて米債券市場の地合いが変わり、米長期金利は低下している。4月下旬には約5カ月ぶりに4.7%台に上昇したが、7日には一時4.42%と約1カ月ぶりの低水準を付けた。 FRBがいつ利下げに動くのかはCPIや個人消費支出(PCE)物価指数、雇用統計など今後の指標にかかっている。これらの指標は次回FOMCで公表される参加者の政策金利見通し(ドットチャート)にも影響するとみられる。まずは来週15日発表の4月のCPIに関心が集まりそうだ。
4月の米消費者物価指数(CPI…
2024/05/13 21:12
4月の米消費者物価指数(CPI)統計は、基調的なインフレが半年ぶりに鈍化したことを示すと予想されている。上振れサプライズが続いた後、物価上昇圧力が再び和らぎ始めることを示唆する数字となりそうだ。 米労働統計局は15日にCPIを発表する。食品とエネルギーを除く4月のコアCPIは前月比0.3%上昇が見込まれている。1月から3月までの各月は同0.4%上昇が続いた。 コアCPIは前年同月比では3.6%上昇すると予想されている。これは過去3年間で最小の伸びだが、米金融当局を安心させるにはなお高過ぎる。連邦準備制度の政策当局者は、インフレが着実に減速している証拠を目にしたいとしている。 ガソリン価格が6カ月ぶりの高水準に達したため、総合CPIは3カ月連続で前月比0.4%上昇となるもよう。コアの財価格は全体的に鈍化しているものの、サービス価格はなお高止まりしており、これが1-3月(第1四半期)のインフレの根強さを説明している。 連邦準備制度がインフレ率を2%目標に近づけるのに苦戦している理由の一つは、消費の回復力にある。小売売上高は2月と3月に堅調に伸びたが、4月の数字のエコノミスト予想は消費が緩んだことを示唆している。小売売上高も15日に発表される。 14日には米生産者物価指数(PPI)が発表される。エコノミストらは医療やポートフォリオ管理など、連邦準備制度が重視するインフレ指標である個人消費支出(PCE)価格指数に反映されるカテゴリーの影響を評価することになる。 アナ・ウォン氏、スチュアート・ポール氏、エリザ・ウィンガー氏、エステル・チィー氏らブルームバーグ・エコノミクスのエコノミストは、 「4月のコアCPIの伸びは3月から減速すると予想され、勇気付けられるように見えるかもしれないが、連邦準備制度がより懸念している4月のコアPCEは強い数字になる可能性がかなり高いとわれわれはみている」と分析している。