検索結果
-
注 2:スレオニン 217 リン酸化タウ(p-tau217):血液、脳脊髄液中に検出される、スレオニン217 残基がリン酸化されたタウタンパク質。AD 脳におけるアミロイドβ蓄積などの病理学的変化を最も高感度かつ特異的に検出するバイオマーカーとして注目されている。AD 脳には初期にアミロイドβが蓄積し、その影響を受けて神経細胞内にタウタンパク質が蓄積し、変性脱落と認知機能障害が生じる。蓄積したタウタンパク質は多数のアミノ酸残基でリン酸化を受けているが、その中でも 217 番のリン酸化された p-tau217 は、タウタンパク質の蓄積が PET スキャ ンなどの方法で明らかになるよりも早い段階から血液、脳脊髄液に漏れ出て鋭敏に上昇し、アミロイド蓄積を早期から検出可能とすることが 2020 年頃から世界的に注目されるようになった(Palmqvist S ら、JAMA 324:772-781, 2020 ほか)。本検査法は最初にイーライ・リリー社研究所において Jeffrey Dage 博士(現・インディアナ大)らにより創出され、本研究においてもオリジナルの方法で測定が行われたが、現在内外の診断薬専門企業により p-tau217 の様々な測定系が開発されはじめている。 //www.m.u-tokyo.ac.jp/news/PR/2024/release_20240523.pdf
-
「iPS心筋」細胞シート販売申請へ…阪大発の新興企業が来月にも 2 コメント2件 5/25(土) 7:51配信 読売新聞オンライン 「iPS心筋」細胞シート販売申請へ…阪大発の新興企業が来月にも (写真:読売新聞) iPS細胞(人工多能性幹細胞)から心臓の筋肉(心筋)の細胞シートを作って心筋梗塞(こうそく)などの患者の心臓に移植する治療法について、大阪大発の新興企業「クオリプス」(東京)が、6月にもシートの製造販売承認を厚生労働省に申請することが分かった。iPS細胞を使った再生医療等製品の承認申請は初めてとなる見通しで、認められれば医療現場での活用が近づく。 シートを使った治療は、心筋梗塞などで心筋の動きが悪くなる「虚血性心疾患」の患者が対象になる。悪化すると心臓移植が必要だが、臓器提供者が少なく、患者自身の負担も大きかった。 同社の最高技術責任者を務める澤芳樹・大阪大特任教授らは、人のiPS細胞から心筋細胞を作り、シート状に加工。2020年1月~23年3月、虚血性心疾患の患者計8人に対し、1人当たり約1億個の細胞で作ったシートを心臓に貼り付ける治験を行った。 澤氏らによると、8人全員で安全性が確認され、社会復帰できているという。 同社は、治験の症例が少なくても有効性などが推定できれば期限付きで実用化を認める「条件・期限付き承認」制度を利用する方針だ。同社は25年を目標に、この承認を取得したいとしている。 iPS細胞を使った医療用製品は、世界で開発競争が激化している。国内では、住友ファーマ(大阪市)が24年度にも、パーキンソン病患者に投与するiPS細胞由来の神経細胞の承認申請を目指すなど、実用化に向けた研究が進む。
-
●研究用iPS細胞 品番 製品名 希望小売価格(税抜) RCRP003N StemRNA™ Human iPSC (771-3G) 株名:RPChiPS7713G 樹立方法:RNA法 性別:男性 人種:Caucasian 年齢:32歳 由来細胞:血管内皮前駆細胞 ¥276,000 ●iPS細胞由来神経細胞 品番 製品名 希望小売価格(税抜) RCDN001N ReproNeuro ¥103,500 RCDN101 ReproNeuro Culture Medium (40 mL) ¥53,900 RCDN102 Neuro MQ Medium (40 mL) ¥62,100 RCDN201 ReproNeuro Coat (150 uL) ¥16,600 ●iPS細胞由来感覚神経細胞 品番 製品名 希望小売価格(税抜) RCDN004N StemRNA Sensory Neuron お問い合わせ下さい RCDN103 Sensory Neuron Culture Medium (40 mL) お問い合わせ下さい ●iPS細胞由来小腸上皮細胞 品番 製品名 希望小売価格(税抜) RCDE001N StemRNA Entero お問い合わせ下さい ●iPS細胞由来間葉系幹細胞 品番 製品名 希望小売価格(税抜) RCRP025 ReproMSC3 iPSC-derived MSCs ¥148,000 RCRP026 ReproMSC4 iPSC-derived MSCs, Phenol Red-free ¥148,000
-
BCVでどうして多発性硬化症とアルツハイマー型認知症が治癒できるのでしょうか? 傷ついた神経細胞を修復したりアミロイドβを除去して機能回復してくれるのでしょうか? 嘘つかないで作用機序を教えてくださいな。
-
AMX0035は、フェニル酪酸ナトリウムとタウルウルソジオールの経口の配合剤で、神経細胞死を引き起こす原因を解明するために開発され、この治療薬は、ALS(筋萎縮性側索硬化症)を含む神経変性疾患の治療に有望。
-
神経細胞もがん遺伝子が働いていると聞いたことがあります ここらへんは神経経済学の分野に入るのでしょうが 少なくとも金融工学ぐらいは修めないといけないとという感覚は必要なのではないでしょうか
-
母乳の抗体が子どもの脳に影響 メカニズム解明 親子で研究チーム 5/2(木) 9:26 毎日新聞 母乳に含まれる抗体が 子どもの脳に影響を与える仕組みを、 群馬大大学院の定方哲史准教授(49)と 長男で同大医学部3年の瑞樹さん(20)らの研究グループが解明した。 抗体と結合した脳内の細胞が 神経細胞の生存に関係するたんぱく質を分泌することを突き止めた。 研究成果は国際科学誌「ジャーナル・オブ・ニューロインフラメーション」 に発表した。 これまでIgGと呼ばれる抗体が母乳から子どもの血液に移送され新生児の免疫力を高めることは分かっていたが、脳への影響は明らかになっていなかった。 定方准教授らのグループは、実験用の子どものマウスの脳内で IgGが免疫細胞ミクログリアと結合していることに着目。 結合したミクログリアが、脳を構成する神経細胞のニューロンの生存に 関係するたんぱく質の1型インターフェロンを分泌していることを解明した。 さらに母親からIgGを受け取るために必要なFcRnと呼ばれる受容体を 欠失させたマウスを調べたところ、 ミクログリアや特定のニューロンなど脳内細胞が減少していることも分かった。 ただ、人間では授乳期に母親が感染症にかかると、 IgGが増えた母乳が、子どもの脳に悪影響を与えてしまう可能性があり、 母乳から移送されるIgGの量がどのような影響を与えるかは不明という。 定方准教授は「IgGを受け取れないマウスの観察では、 社会性行動に有意な変化が見られた。人の母親のIgGが 子の脳に良い影響を与えるのか、悪い影響となるのかは さらに研究が必要で、今後明らかにしていきたい」と話している。
-
科学の世界はこの40年大きく変わらないが、生物はこの40年で多く変わった。 クラウド顕微鏡などの進化で多くの科学者が情報を共有しやすくなったため、今まで謎とされていた部分が解明されやすくなったのだ。 そして分かったのが、『分かればわかるほど難解』だ。 もし脳の神経細胞が少しでも改善するとすれば、 東大史上最高の天才と言われる岡田康志博士が研究しているモータータンパク質キネシンが傷ついた神経細胞に届ける伝達物質としては最高峰だと思う。 しかしそれでさえ目途はたっていない。 SB623も伝達物質で神経細胞を再生させるものではない。壊死ではなく眠っていた神経細胞を免疫着火で刺激し覚醒させるもの。 予算には恵まれている理化学研究所生命システム研究センター細胞極性統御研究チームのチームリーダー岡田氏でさえも、脳細胞の再生どころか覚醒でさえもまだまだ研究の道半ばなのが現実。 この世の中にはバイオベンチャーという子供向けのウソップ物語が存在することをお忘れなく。
iPS細胞治療の大本命と…
2024/05/26 13:00
iPS細胞治療の大本命として❗ TAKEDAがんばれ〜〜 🤒 >クオリプスがiPS心筋細胞シートで心疾患の承認申請をしようとする今、住友ファーマも今年度中にパーキンソン病でのiPS細胞由来の神経細胞の承認申請をする予定。 >そうなるとT-CiRAからオリヅルセラピューティクスに移管された、重症心不全や糖尿病を対象としたiPS細胞治療の治験経過が気になるところ(笑)。 >来年はCiRAと武田薬品のiPS細胞研究に関する10年間の共同研究契約最後の年でもあります。iPSの今後なども含め何らかの報告があるでしょうが、とにかく今年はいろいろな意味でタケダは勝負の年です。 >世界に尽くせ、タケダ!!革新的に、誠実に!!