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利上げで金融緩和度合いの調整ペースを早める必要性も-安達日銀委員 (ブルームバーグ): 日本銀行の安達誠司審議委員は29日、今後の金融政策運営について、利上げにより金融緩和の度合いを調整するペースを早める必要が出てくる可能性があるとの見解を示した。熊本県金融経済懇談会で講演した。 安達氏は、「円安が加速、もしくは長期化することで、想定しているよりも早いタイミングで消費者物価の上昇率が反転する可能性がある」と指摘。その点において、先行き持続的・安定的な物価上昇が2%を上回る可能性がより強まっている場合、「利上げを行うことで金融緩和度合いを調整するペースを早める必要性があるかもしれない」と述べた。 また、国債買い入れについては「債券市場の需給や機能度、そして流動性の状況を総合的に勘案しつつ、段階的に減額していくことが望ましい」と語った。 他の発言 日銀が3月に17年ぶりの利上げに踏み切ったが、物価上昇圧力の継続や外国為替市場での円安傾向を背景に、市場では日銀による早期の追加利上げや国債買い入れの減額に対する思惑が強まっている。長期金利は1%台に乗り2011年12月以来の高水準を付ける展開になっており、日銀からの情報発信に一段と注目が集まりやすい。
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三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>が前日終値近辺で売り物をこなし頑強な値動きをみせている。今月下旬に入り改めて上値指向を強め、3月8日につけた年初来高値1645円50銭の更新を指呼の間にとらえている。ここ、国内でも長期金利の上昇傾向が強まっており、運用環境改善に向けた思惑が再燃している。外国為替市場では円の 独歩安が続いており、足もと対ドルでは1ドル=157円台前半と4週間ぶりの円安水準にある。日銀の金融政策正常化が急がれるなか、今後は国内の10年債利回りも日銀の追加利上げの動きを先取りする形で強含みに推移することが見込まれる。きょうは午後取引時間中に日銀の安達審議委員の熊本県金融経済懇談会での記者会見が予定されており、これも長期金利の動向や金融株の値動きに影響を与える可能性があり、同社の株価動向にも注目度が高まっている。 出所:MINKABU PRESS
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日経平均、米ハイテク株高追い風(先読み株式相場)2024年5月29日 7:59 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFL290870Z20C24A5000000/ 29日の東京株式市場で日経平均株価は反発しそうだ。前日の米ハイテク株高を支えに東京市場でも買いが先行するだろう。半面、国内の長期金利が上昇基調を強めていることが相場の重荷となり、積極的に上値は追いづらい。日経平均の上値めどは前日終値(3万8855円)から150円ほど高い3万9000円近辺とみられる。 28日の米株式市場でハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は0.58%上昇し、連日で最高値を更新した。資金調達を公表した人工知能(AI)関連の新興企業が半導体を大量に購入するとの観測からエヌビディアが大幅に上昇し、他の半導体関連銘柄にも買いが波及した。主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は1.85%上昇した。東京市場でも半導体関連に買いが先行し、日経平均の上昇につながるだろう。 もっとも、積極的に日本株の上値は追いにくい。28日の国内債券市場で長期金利は一時1.035%と約12年ぶりの高水準をつけた。日銀が6月の金融政策決定会合で国債買い入れの減額など金融政策の正常化に向けた動きをさらに進めるとの見方から国内金利に上昇圧力がかかっている。 28日の米債券市場で長期金利は4.5%台に上昇した。この日発表された5月の米消費者信頼感指数は市場予想を上回った。ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は28日の米CNBCの番組で、利下げが適切になるには「さらに多くの月にわたる(インフレ鈍化を示す)ポジティブなデータ」が必要との考えを示した。米景気の底堅さを背景に利下げの開始時期が遅れるとの見方があらためて広がっている。ダウ工業株30種平均は前週末比216ドル(0.55%)安の3万8852ドルと3週間ぶりの安値で終えた。日本株も朝方の買い一巡後は失速し、国内金利がさらに上昇するようなら下げに転じる展開も想定される。 日本時間29日早朝の大阪取引所の夜間取引で日経平均先物は上昇した。6月物は前日の清算値と比べ100円高い3万8950円で終えた。 米国ではウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁の講演が予定されている。
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バリュー株指数、2カ月ぶり高値 金利上昇で銀行株堅調...日経 28日の東京株式市場でPBR(株価純資産倍率)が相対的に低い銘柄で構成する「東証株価指数(TOPIX)バリュー指数」が続伸し、3月27日以来約2カ月ぶりの高値水準をつけた。日銀が早期に金融政策の正常化へ動くとの観測が強まるなか、金利上昇による利ざやの改善期待から低PBRの銀行株に買いが目立った。...
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28日の東京株式市場でPBR(株価純資産倍率)が相対的に低い銘柄で構成する「東証株価指数(TOPIX)バリュー指数」が続伸し、3月27日以来約2カ月ぶりの高値水準をつけた。日銀が早期に金融政策の正常化へ動くとの観測が強まるなか、金利上昇による利ざやの改善期待から低PBRの銀行株に買いが目立った。...日経
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■三菱UFJ <8306.T> 1,628円 (+37.5円、+2.4%) 三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306.T> [東証P]など メガバンクや第一生命ホールディングス <8750.T> [東証P]など★大手生保株が頑強な値動きとなった。第一生命HDは3月27日につけた年初来高値4012円を上回り約2ヵ月ぶりに新値圏に突入した。日銀の植田総裁や内田副総裁の発言などを受け、★日銀の金融政策転換への思惑が高まるなか、国内10年債利回りが★上昇傾向を強めている。前日27日は🔴1.025%まで水準を切り上げ、2012年4月以来約12年ぶりの高水準となった。★★★金利の上昇傾向が強まればメガバンクや生保は運用環境の改善につながることで、株価面でもポジティブ材料となった。
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株、データセンター関連の電力・電線を物色 半導体は小休止 2024年5月28日 13:14 28日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前日比116円75銭(0.30%)安の3万8783円だった。前日の米休場で全体的に方向感が乏しいなか、日銀の金融政策修正観測を背景に国内長期金利が1%を上回って推移し、東京エレクトロンやレーザーテックなど半導体関連に売りが出た。生成AI(人工知能)の普及というテーマによる物色は半導体関連で小休止したが、電力や電線に広がっている。
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【速報】長期金利1.035% 12年ぶり高水準をきょうも更新 日銀の金融政策正常化観測根強く TBS NEWS 5/28(火) 12:06配信 https://news.yahoo.co.jp/articles/956cee15fa2069a9cf178227cc3b57f08d2c2758
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日銀は利上げ「1%で赤字、2.5%で債務超過」だがそれより深刻な本質問題 ダイヤモンド編集部 2024.5.28 6:00 日本銀行 利上げによる日銀の財務構造への影響を試算すると、本質問題は、日銀が赤字対応で経費節減を迫られ、本来必要な利上げを躊躇(ちゅうちょ)し「インフレを放置するのでは」との疑念が持たれる点です。 日銀が物価安定でやるべきことをやらないのでは」と国民が疑えば、インフレ期待がますます高まり、インフレや円安が止まらなくなることもあり得ます。 人気連載『金利復活』から、楽天証券経済研究所チーフエコノミスト 愛宕伸康氏の寄稿をもう一度、紹介します。 FRBから2年遅れの利上げ いつものパターン踏襲の日銀? 日本銀行は早ければ3月、遅くとも4月の金融政策決定会合でマイナス金利政策を解除する公算が大きいが、気になるのはその後どこまで金利を引き上げるかだ。 利上げによる景気の下振れや日銀の財務構造や財政の利払いへの影響も考えられるからだ。 よく言われることだが、利上げに踏み切るのは決まって、米国(連邦準備制度理事会・FRB)→欧州(欧州中央銀行・ECB)→日銀の順で、日銀の利上げはFRBから2年程度遅れるのがいつものパターンだ。 今回もマイナス金利解除が春に行われれば、2022年3月のFRBの利上げ開始からほぼ2年遅れということになる。 2年といえば、金融政策の影響が経済に表れるまでのタイムラグと大体同じ。日銀が利上げを検討するときに決まって海外経済の不確実性が高まるのは、ある意味必然と言える。 日銀の財務構造への影響も政策金利をどこまで引き上げるかによってインパクトは変わってくる。筆者の試算では、政策金利を1%引き上げると、単年度赤字になり、2.5%上げると債務超過に陥るが、いずれも政策運営能力が損なわれることはない。 ただし、「中央銀行の赤字」は深刻な本質問題を別に抱える。 ・ ・ ・ ・ ------- 途中にもう一つの壁が有るが 上記くらいは雰囲気的に知っておきたいものだ 金融政策・財政政策は 一蓮托生的な処も有り そうでない処も有る いろいろなことを知っておいた方が 株式でも勝ちやすいのではなかろうか では お休みだ
三菱UFJは頑強な値動き、長期…
2024/05/29 11:24
三菱UFJは頑強な値動き、長期金利の動向にマーケットの関心高まる 9:10 配信 現在値 三菱UFJ 1,652 +24 三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> が前日終値近辺で売り物をこなし頑強な値動きをみせている。今月下旬に入り改めて上値指向を強め、3月8日につけた年初来高値1645円50銭の更新を指呼の間にとらえている。ここ、国内でも長期金利の上昇傾向が強まっており、運用環境改善に向けた思惑が再燃している。外国為替市場では円の独歩安が続いており、足もと対ドルでは1ドル=157円台前半と4週間ぶりの円安水準にある。日銀の金融政策正常化が急がれるなか、今後は国内の10年債利回りも日銀の追加利上げの動きを先取りする形で強含みに推移することが見込まれる。きょうは午後取引時間中に日銀の安達審議委員の熊本県金融経済懇談会での記者会見が予定されており、これも長期金利の動向や金融株の値動きに影響を与える可能性があり、同社の株価動向にも注目度が高まっている。 出所:MINKABU PRESS みんなの株式(minkabu PRESS)