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30日の東京株式市場で大阪チタニウムテクノロジーズ株が一時、前日比208円(8%)高の2960円まで上昇し、年初来高値を更新した。買いの起点は前週末の決算説明会で開示した事業見通し。航空機エンジンなどに使う主力のスポンジチタンを軸にした成長期待が高まり、買いが断続的に入っている。 終値は202円(7%)高の2954円。日経平均株価が大幅続落するなか逆行高を演じ、この日のプライム市場の値上がり率ランキングで3位となった。 同社はスポンジチタンの製造で高い市場シェアを誇る。航空機需要の長期的な安定成長や供給網の再編が見込まれるなか、説明会でスポンジチタンの需要が中長期的に拡大する見通しを示し、投資家の評価を高めた。 大和証券の尾崎慎一郎シニアアナリストは29日付で目標株価を4000円から4800円に引き上げた。「需給逼迫が続くスポンジチタンの輸出価格の値上げ期待で株価の上昇が見込まれる」としている。 予想PER(株価収益率)は15倍台と、競合の東邦チタニウム(24倍)に比べて割高感は乏しい。株価の一段高に向けて、「新型コロナウイルス禍からの航空機需要回復が継続するかが焦点となる」(楽天証券経済研究所の窪田真之チーフ)
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つづき・・ エヌビディアの成長期待から連想買いの入る銘柄が限られてくれば、日本株全体を押し上げる力も弱まる。大和証券の細井秀司シニアストラテジストは「エヌビディアの高成長は織り込まれつつある一方、他の銘柄への波及は期待ほど進んでいない」と指摘する。 後工程に関連する銘柄でも、半導体を樹脂で覆い、傷や汚れから守る封止装置のTOWAは29日に一時3%安となった。「これまで取引の少なかった大手メモリーメーカーからも引き合いがきており、今期の増益見通しに説得力がある」(立花証券の島田嘉一アナリスト)と恩恵はあるものの、5月に入り、4割高となっていたことから、株価の過熱感が意識されている。 海外投資家の日本株への関心が薄れているとの見方も多い。野村証券の須田吉貴クロスアセット・ストラテジストは、5月下旬に北米への投資家を訪問した際の印象について「デフレ脱却やコーポレートガバナンス改善は中長期の強気材料だが、円安・株高になりにくくなっていることや中国株回帰などを日本株への弱気材料とする指摘が目立った」と話す。 「米1強」のエヌビディア株が上昇すれば日本の半導体株全般がもろ手を挙げて買われる局面はすでに終わり、前工程より後工程、そして後工程の中でも投資家による厳しい選別が始まっている。こうした構図そのものが、日本株の上値の重さを象徴している。 (大越優樹)
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明日の日経・銘柄診断 『 大塚HD、一時3%安 減損損失計上を嫌気 』 銘柄診断 2024年5月23日 21:54 『 23日の東京株式市場で大塚ホールディングス(HD)株が下落した。 一時前日比175円(3%)安の6176円をつけた。 22日に2024年1〜 6月期の連結純利益(国際会計基準)予想を下方修正し、業績悪化を嫌 気した売りが出た。 終値は121円(2%)安の6230円で7営業日続落 となった。 24年1〜6月期の連結純利益は前年同期比28%減の740億円になる見 通し。 従来予想は1260億円だった。 認知症関連の治療薬の開発中 止により約1000億円の減損損失を計上する。 ただ、売上高と事業利 益の予想は上方修正した。 薬の開発や販売などに伴う一時金収入を新 たに計上する見込みだ。 減損損失については過去の情報開示から、ある程度想定していた投資 家もいたようだ。 「海外投資家からはネガティブな要素は少ないとい う声もある」(野村証券の松原弘幸アナリスト) 25年にかけて複数の主力薬の特許が切れることから、今後の業績や株 価の見通しには不透明感も指摘される。 みずほ証券の都築伸弥シニア アナリストは「6月に示す予定の中期経営計画の内容を見極めたい」と話 す。 一方で大和証券の橋口和明シニアアナリストは「期待できる開発中 の医薬品が複数ある」として、目標株価を6800円としている。』 全文か一部か不明ですが、転載可能部分はここまでです。
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あおぞら銀行のホームページに決算説明会の資料がアップされている。 70ページに渡り詳しいデータが表やグラフで説明されている。 今後の見通しや大和証券グループとの連携効果も説明されています。 数字は見方によっては良くも悪くも見える。 どこを基準にするかは人それぞれで良くも悪くも言える。 数年先の株価上昇を見込んでるなら割安な株価。 数年後が楽しみ。 6月25日の株主総会も注目。
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三菱重、大和証は「2」に引き下げ 24/05/20 13:05 大和証券は17日付で、三菱重工業<7011.T>の投資判断を5段階中最上位の 「1」から2位の 「2」に引き下げた。目標株価は15 0 0円を据え置いた。 同証券では、エナジートランジション関連費用や成長投資などを織り込み、事業利益見通しの目線を引き下げた。
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東京エレク22%増益 今期最終、市場予想並み確保 生成AI需要伸びる 日本経済新聞 朝刊 総合5 (7ページ) 2024/5/11 2:00 東京エレクトロンは10日、2025年3月期の連結純利益が前期比22%増の4450億円の見通しだと発表した。生成AI(人工知能)向けなどで半導体製造装置の販売が回復する。純利益は市場予想並みの水準を確保し、株価は時間外取引で上昇した。業績見通しが市場予想を下回った他の半導体関連と明暗が分かれた。 純利益はQUICKコンセンサス(前期比24%増の4530億円)並みの水準となった。売上高は前期比20%増の2兆2000億円、営業利益は28%増の5820億円を見込む。配当は年481円と88円増やす。併せて800億円を上限とする自社株買いも発表した。 新規装置の売上高は24年4~9月期に7700億円、24年10月~25年3月期に9100億円と、22年4~9月期(9177億円)に近い水準へと復調する。AIの開発・運用に使うサーバーの旺盛な設備投資を背景に、最先端のDRAM(メモリーの一種)やロジック向けが伸びる。 東エレクは需要見通しも据え置いた。ウエハーに回路を作る「前工程」向け装置の24年の世界市場は前年比5%増の1000億ドル(約15兆5000億円)と予想する。「年後半から最先端DRAMの投資回復を見込む」(河合利樹社長)。弱含む長期記憶用のNAND型フラッシュメモリー向けも「来年以降は投資が大きく戻ってくると期待している」(同社)。 注目のAI関連需要は25年にかけて本格的に立ち上がると見る。「今期、来期までの需要は見えている」(同社)といい、25年のAIサーバー向けの製造装置市場は160億ドル程度と想定する。 決算発表を受け、私設取引システム(PTS)では東エレク株が一時、10日の東証終値から2%上昇した。アセットマネジメントOneの前川文彦ファンドマネジャーは「研究開発費を約500億円増やすなかでも期待を裏切らない利益計画を出した。自社株買いも発表し、及第点の内容だった」と指摘する。 東エレクは日本企業の株高をけん引してきた。(中略) 半導体関連への過熱していた期待が修正された格好だが、中長期的な成長見通しは崩れていない。「AI期待はどこかで盛り上がってくる」(大和証券の柴田光浩シニアストラテジスト)。東エレク決算を機に市場に安心感が広がれば、先行きに強気な見方が再び増える可能性もある。 コンセンサスを超えたか超えないかで株価が変わるということ自体が、今のAIの時代かもしれませんが、本来の業績や成長性を見れば、SCREENは長期保有で崩れません。金融関連に長年勤務していましたが、コンセンサスは、アナリストの思考が強いいもので完璧な基準として見られること自体が信じがたい。
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東京エレク22%増益 今期最終、市場予想並み確保 生成AI需要伸びる 日本経済新聞 朝刊 総合5 (7ページ) 2024/5/11 2:00 東京エレクトロンは10日、2025年3月期の連結純利益が前期比22%増の4450億円の見通しだと発表した。生成AI(人工知能)向けなどで半導体製造装置の販売が回復する。純利益は市場予想並みの水準を確保し、株価は時間外取引で上昇した。業績見通しが市場予想を下回った他の半導体関連と明暗が分かれた。 純利益はQUICKコンセンサス(前期比24%増の4530億円)並みの水準となった。売上高は前期比20%増の2兆2000億円、営業利益は28%増の5820億円を見込む。配当は年481円と88円増やす。併せて800億円を上限とする自社株買いも発表した。 新規装置の売上高は24年4~9月期に7700億円、24年10月~25年3月期に9100億円と、22年4~9月期(9177億円)に近い水準へと復調する。AIの開発・運用に使うサーバーの旺盛な設備投資を背景に、最先端のDRAM(メモリーの一種)やロジック向けが伸びる。 東エレクは需要見通しも据え置いた。ウエハーに回路を作る「前工程」向け装置の24年の世界市場は前年比5%増の1000億ドル(約15兆5000億円)と予想する。「年後半から最先端DRAMの投資回復を見込む」(河合利樹社長)。弱含む長期記憶用のNAND型フラッシュメモリー向けも「来年以降は投資が大きく戻ってくると期待している」(同社)。 注目のAI関連需要は25年にかけて本格的に立ち上がると見る。「今期、来期までの需要は見えている」(同社)といい、25年のAIサーバー向けの製造装置市場は160億ドル程度と想定する。 決算発表を受け、私設取引システム(PTS)では東エレク株が一時、10日の東証終値から2%上昇した。アセットマネジメントOneの前川文彦ファンドマネジャーは「研究開発費を約500億円増やすなかでも期待を裏切らない利益計画を出した。自社株買いも発表し、及第点の内容だった」と指摘する。 東エレクは日本企業の株高をけん引してきた。(中略) 半導体関連への過熱していた期待が修正された格好だが、中長期的な成長見通しは崩れていない。「AI期待はどこかで盛り上がってくる」(大和証券の柴田光浩シニアストラテジスト)。東エレク決算を機に市場に安心感が広がれば、先行きに強気な見方が再び増える可能性もある。
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東京エレク22%増益 今期最終、市場予想並み確保 生成AI需要伸びる 日本経済新聞 朝刊 総合5 (7ページ) 2024/5/11 2:00 東京エレクトロンは10日、2025年3月期の連結純利益が前期比22%増の4450億円の見通しだと発表した。生成AI(人工知能)向けなどで半導体製造装置の販売が回復する。純利益は市場予想並みの水準を確保し、株価は時間外取引で上昇した。業績見通しが市場予想を下回った他の半導体関連と明暗が分かれた。 純利益はQUICKコンセンサス(前期比24%増の4530億円)並みの水準となった。売上高は前期比20%増の2兆2000億円、営業利益は28%増の5820億円を見込む。配当は年481円と88円増やす。併せて800億円を上限とする自社株買いも発表した。 新規装置の売上高は24年4~9月期に7700億円、24年10月~25年3月期に9100億円と、22年4~9月期(9177億円)に近い水準へと復調する。AIの開発・運用に使うサーバーの旺盛な設備投資を背景に、最先端のDRAM(メモリーの一種)やロジック向けが伸びる。 東エレクは需要見通しも据え置いた。ウエハーに回路を作る「前工程」向け装置の24年の世界市場は前年比5%増の1000億ドル(約15兆5000億円)と予想する。「年後半から最先端DRAMの投資回復を見込む」(河合利樹社長)。弱含む長期記憶用のNAND型フラッシュメモリー向けも「来年以降は投資が大きく戻ってくると期待している」(同社)。 注目のAI関連需要は25年にかけて本格的に立ち上がると見る。「今期、来期までの需要は見えている」(同社)といい、25年のAIサーバー向けの製造装置市場は160億ドル程度と想定する。 決算発表を受け、私設取引システム(PTS)では東エレク株が一時、10日の東証終値から2%上昇した。アセットマネジメントOneの前川文彦ファンドマネジャーは「研究開発費を約500億円増やすなかでも期待を裏切らない利益計画を出した。自社株買いも発表し、及第点の内容だった」と指摘する。 東エレクは日本企業の株高をけん引してきた。(中略) 半導体関連への過熱していた期待が修正された格好だが、中長期的な成長見通しは崩れていない。「AI期待はどこかで盛り上がってくる」(大和証券の柴田光浩シニアストラテジスト)。東エレク決算を機に市場に安心感が広がれば、先行きに強気な見方が再び増える可能性もある。
大和証券は5月17日付で、三菱…
2024/06/06 19:12
大和証券は5月17日付で、三菱重工業の投資判断を5段階中最上位の「1」から2位の「2」に引き下げた。目標株価は1500円を据え置いた。 同証券では、エナジートランジション関連費用や成長投資などを織り込み、事業利益見通しの目線を引き下げた 岩井コスモ証券は6月5日、三菱重工業の投資判断「A」を継続するとともに、目標株価を1200円から1650円に引き上げた 売上収益を1兆円規模に増やす計画であることなども評価している いろいろあるもんですね