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NYダウ【^DJI】の掲示板 2023/03/13

NY株式10日(NY時間16:21)
ダウ平均   31909.64(-345.22 -1.07%)
S&P500    3861.59(-56.73 -1.45%)
ナスダック   11138.89(-199.46 -1.76%)
CME日経平均先物 27600(大証終比:-260 -0.91%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は大幅に4日続落。取引開始前に2月の米雇用統計が発表され、市場ではFRBへのタカ派な雰囲気が後退した。ただ、米株式市場は売りが先行。SVBファイナンシャル <SIVB> を巡る金融不安が市場を圧迫した。大手銀の一部には買い戻しも見られているものの、地銀は前日に引き続き売りが強まった。
米連邦預金保険公社(FDIC)とFRBの監視役が同銀のカリフォルニア州のオフィスを訪問し、多額の預金引き出しの影響を調査したが、SVBは破綻した。今後は米連邦預金保険公社(FDIC)が管理下に置き、受け皿を指名するとしている。なお、SVBの本日取引は終始中断した。
一方、米雇用統計だが、非農業部門雇用者数(NFP)は前回から大きく伸びが鈍化したものの、31.1万人増と予想(22.5万人増)を上回り堅調な雇用情勢を示した。タカ派なFRBを正当化する内容ではあるが、失業率が3.6%に悪化し、平均時給も前月比0.2%上昇に伸びが鈍化し、予想も下回った。
FRBのタカ派姿勢を裏付ける内容ではあったものの、短期金融市場では今月のFOMCでの0.50%ポイント利上げの確率が50%未満に低下するなど、今週のパウエルFRB議長の議会証言を受けた利上げ期待の高まりを後退させている。また、12月FOMCでの0.25%の利下げ期待も復活。
実際に今月22日のFOMCがどうなるのか市場では見方が分かれている。ただ、明日からFOMC委員は金融政策に関する発言を控えるブラックアウト期間に入り、手掛かりは少なくなる。最終的に決めてくれるのは来週14日の米消費者物価指数(CPI)なのかもしれない。
アナリストがアップル <AAPL> の投資判断を「売り」に引き下げ、目標株価も120ドルに引き下げた。ウォール街で「売り」の判断をしているアナリストは全体の5%で、約80%は「買い」の判断をしている。アイフォーンの慎重な見通しを理由に挙げた。スマホの買い替えサイクルの長期化は2024年まで続くと考えられる中、米中関係の悪化で中国での販売に対するリスクが高まると指摘。