日経平均株価【998407】の掲示板 2024/04/03

>>5543

いいや、その時には希望が在った。
中国やソ連が酷い状況との話は、出ては居なかった。
まだまだ、共産主義は夢の政治と思われていた。

戦後、学徒出陣で、ソ連境界の満洲に派遣された者達は、
ソ連や中国に捕まり洗脳教育を受けている。
高学歴の者は、戦後直ぐに開放はされずに、洗脳教育の終了した者から帰国させられている。当然に彼らは士官、尋問の対象成って居る。
この帰国遅れは当然と思われていた。

彼らは、帰国後、大学で教鞭を取った。、
その教え子が、団塊世代の連中だ。
日本共産党系の民青が大学の自治を確りと握って居た。
当時の過激派の革マルや中核は、所謂武闘派で、穏健路線の民青とは一線を期して居た。

さて、その民青、６0年安保では可成り頑張った。
警察機動隊との小競り合いで、死者を出したのはその民青から・・・・。

多分、団塊の世代が荒れ狂った時代が、日本に共産党革命の起こせるチャンスだったかもしれない。警察は実力で彼らを廃除した。

遊撃車と言う、車の屋根に軽機関銃を載せられる警備車を配備している。
更に、壁面に銃口を持つ遊撃車も・・・・。

60年安保は、一般国民もデモに参加し。
その後、一般国民は政府の方針で、所得倍増計画に乗せられ、高度経済成長に企業戦士として働かされた。
一方、学生はその儘に、対政府運動繰り返した・・・・。
70年安保で、一般大衆と共に、60年安保の巻き返しを夢見ていた。

しかし、70年安保は不発で在った。
その後、学生たちは多くのセクトに別れ、彼らの主張を続けることに成る。

その中で、穏健派と武装派の幾つかの手段に別れながら、安田講堂、浅間山荘、さらによど号事件へと連なって行った。

さて、その当時、未だに共産主義国の実態は一部の政府機関の者しか知らなかっただろう。中国の大躍進の悲劇は外部には流れてはいない。