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日経平均株価【998407】の掲示板 2019/07/16
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>>61
27年間で上昇した年収はわずか7万円?
実際に、日本の賃金上昇の推移を見てみると、平成の30年間で
上昇した賃金はわずかしかない。国税庁の「民間給与実態統計調査」
によると、1990年の平均給与は425万2000円(1年勤続者、以下同)。
1990年以降、平均給与はしばらく上昇するのだが、1997年の
467万3000円をピークに下がり始める。
その後、ずるずると下がり続けて、2017年は432万2000円となる。
1990年からの27年間で、上昇した平均給与はわずか7万円という
ことになる。 -
>>61
実際に、日本の実質賃金の下げは国際比較をしてみるとよくわかる。
1997年=100とした場合の「実質賃金指数」で見た場合、
次のようなデータになる(2016年現在、OECDのデータを基に全労連作成)。
・スウェーデン……138.4
・オーストラリア…… 131.8
・フランス……126.4
・イギリス(製造業)……125.3
・デンマーク……123.4
・ドイツ……116.3
・アメリカ……115.3
・日本……89.7
安倍内閣で、史上最長の好景気を達成したと言うが、実質賃金の下落は
説明できない。(東洋経済 2019.3.2)
ylp***** 2019年7月16日 05:16
なぜ?給与所得はこの10年増えていないのか?
アホノミクスと言う馬鹿げた政策は、個人所得の
減少(実質賃金5年連続減少)と個人消費の減少を
招いている。
家計部門の低迷はGDPを所得(分配)面から見ても分かる。
実際、国民所得に占める雇用者報酬の比率を示す労働分配率は
2008年度の72.1%から2016年度に68.9%に下がっており、
企業が儲けを家計に分配する度合いが低下していることがわかる。