投稿一覧に戻る 日経平均株価【998407】の掲示板 2018/06/30 2248 *** 2018年7月1日 03:42 意識高い「早朝出勤」が「タダ働き」になる可能性も 残業代請求するための条件とは? 東京都内のメディア関連企業で働くマユ子さん(30代)は、新入社員だった10年ほど前に比べ、同僚の出勤時間が早まっていることを感じている。本来の始業は9時30分。しかし9時前から働き始める社員の数が年々、増えているのだ。 マユ子さんは「長時間労働を抑えようという社会のムード、子育てにかかわる社員の数が増えたことなど要因は色々ありそうです」と、証言する。 実際、東京メトロ東西線の「早起きキャンペーン」など、時差通勤を推奨するキャンペーンも始まっている。しかし早く出社して定時まで働けば、当然本来の勤務時間よりも長く働いたことになる。 一般的に「残業」というと、就業時間後の夜の時間帯をイメージするが、始業時間前も含まれるのだろうか。また満員電車を避けるため、家庭の事情など社員の自発的な早朝出勤の場合、残業代を請求することができるのか。柳澤有里弁護士に聞いた。 ●「労働時間」にあたるかどうか 「残業は、始業時間前の早朝の時間帯も認められるものです。始業時間前に早朝出勤した場合、その間の時間につき残業代が請求できるか否かは、その時間が労働基準法上の労働時間にあたるかどうかで決まります。 ここでいう『労働時間』とは、『労働者が使用者の指揮命令下に置かれている時間』をいいます。したがって、始業開始前の時間であっても使用者の指揮命令下に置かれていたと評価されれば、その時間は残業代の支払い対象となるのです」 はっきりと早朝出勤を命じられてはいない場合もありそうです。 「確かに、始業時間前に出勤していても、始業までの準備であったり、プライベートの時間に使ったりする社員もいるため、終業時間後の残業に比べ、指揮命令下にあったと評価されるには一定のハードルがあります。 しかし、明確な早朝出勤命令がなくても、業務量や早朝出勤後の実際の勤務状況に照らし、始業時間前の業務を余儀なくされていたと評価できる場合には、使用者の指揮命令下に置かれた時間として、残業代を請求できます」 ttp://news.livedoor.com/article/detail/14930610/ そう思う1 そう思わない0 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する 証券取引等監視委員会に情報提供する ツイート 投稿一覧に戻る
*** 2018年7月1日 03:42
意識高い「早朝出勤」が「タダ働き」になる可能性も 残業代請求するための条件とは?
東京都内のメディア関連企業で働くマユ子さん(30代)は、新入社員だった10年ほど前に比べ、同僚の出勤時間が早まっていることを感じている。本来の始業は9時30分。しかし9時前から働き始める社員の数が年々、増えているのだ。
マユ子さんは「長時間労働を抑えようという社会のムード、子育てにかかわる社員の数が増えたことなど要因は色々ありそうです」と、証言する。
実際、東京メトロ東西線の「早起きキャンペーン」など、時差通勤を推奨するキャンペーンも始まっている。しかし早く出社して定時まで働けば、当然本来の勤務時間よりも長く働いたことになる。
一般的に「残業」というと、就業時間後の夜の時間帯をイメージするが、始業時間前も含まれるのだろうか。また満員電車を避けるため、家庭の事情など社員の自発的な早朝出勤の場合、残業代を請求することができるのか。柳澤有里弁護士に聞いた。
●「労働時間」にあたるかどうか
「残業は、始業時間前の早朝の時間帯も認められるものです。始業時間前に早朝出勤した場合、その間の時間につき残業代が請求できるか否かは、その時間が労働基準法上の労働時間にあたるかどうかで決まります。
ここでいう『労働時間』とは、『労働者が使用者の指揮命令下に置かれている時間』をいいます。したがって、始業開始前の時間であっても使用者の指揮命令下に置かれていたと評価されれば、その時間は残業代の支払い対象となるのです」
はっきりと早朝出勤を命じられてはいない場合もありそうです。
「確かに、始業時間前に出勤していても、始業までの準備であったり、プライベートの時間に使ったりする社員もいるため、終業時間後の残業に比べ、指揮命令下にあったと評価されるには一定のハードルがあります。
しかし、明確な早朝出勤命令がなくても、業務量や早朝出勤後の実際の勤務状況に照らし、始業時間前の業務を余儀なくされていたと評価できる場合には、使用者の指揮命令下に置かれた時間として、残業代を請求できます」
ttp://news.livedoor.com/article/detail/14930610/