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日経平均株価【998407】の掲示板 〜2014/12/15
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6029703
*** 2014年3月9日 08:03
>>6029696
同情ではありませんね、安全保障の問題ですね。帝国の。
独露再保障条約(どくろさいほしょうじょうやく、独: Rückversicherungsvertrag)は、1887年6月18日、ドイツ帝国とロシア帝国の間に結ばれた秘密条約で、ビスマルクの保障体制の重要な環をなす。再保険条約とも二重保障条約ともいう。
バルカン半島を巡るオーストリア=ハンガリー帝国とロシア帝国の対立によって三帝同盟が崩壊した後、ロシアとフランスが接近してドイツが二正面作戦を強いられる恐れがあった。ビスマルクはロシアのフランスへの接近を妨げるためこの条約を結んだ。
条約の内容は次の通りで、期限は3年であった。
ドイツはロシアのブルガリア、東ルメリアにおける優越権を認め、ロシアのボスポラス、ダーダネルス両海峡占領の場合に外交的支持を与えることとして、ロシアのバルカン進出を認める。
締約国の一方が第三国と戦争する場合、他方が好意的中立を守る。
>>6029693
ドイツにとって日露戦争は、どのように進展しても望ましい戦争であったろう。普仏戦争に敗れて領土の一部を失い、対独復讐心を抱いていたフランスとその同盟国ロシアに挟まれたドイツにとって、ロシアが極東での戦争に忙殺されることは歓迎すべきことであった。
黄色人種の勃興が西洋に害を及ぼすという黄禍論を喧伝していたドイツ皇帝ヴィルヘルム二世にとっては、どちらかと言えば、ロシア寄りであった。
しかし、ドイツの世論はロシアに対する支持はそれほど多くはなかった。ドイツ議会では、第二党である社会民主党が日本を支持した。
つまり、ドイツの人々は日本に同情したが、ドイツ政府はロシアに同情していた。