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(NEXT FUNDS) 日経ダブルインバース上場投信【1357】の掲示板 2017/02/16〜2017/03/04

 戦争をあおっているわけでもなく、ましてや「株価の暴落がくるぞ」とは言っていないです。観光業などの個別銘柄には大きな影響はあるでしょうが、全体的には「戦争」という名のインフラ特需がくる可能性があります。逆に暴落を想定した空売りは駄目だと説明しました。かつて戦後復興のさなかにおきた朝鮮戦争では特需が発生(①)。
 近い将来戦争が予期される→戦争の勃発が実際に起きた→戦争は人道的な行為でない、多くの人が嫌う、戦争で経済は混乱→株価は大暴落が予想→売り、の流れではないです。
 海外の投資家はむしろ日本の株を買ってくる展開を予想しています。売り方にとっては、リスク管理上、しっかりと見通しを立てないとだめでしょう。世の中は刻々と変わっています。米大統領が戦争を嫌うオバマさんから戦争に躊躇しないトランプさんに代わったことに危機感を感じるのが妥当です。

①世界史の窓 朝鮮特需
ttp://www.y-history.net/appendix/wh1602-013.html
 朝鮮戦争の勃発によって日本の受注が急増し、戦後不況を脱した。
朝鮮戦争の勃発によって、アメリカ軍からの日本国内の各種企業に対する発注が急増した。この受注によって輸出が伸び、日本経済は戦後の不況から脱することができた。このことを「特需」(Special Procurement)という。

  • >>989

     トランプさんが言うように、かつて米国は中東に6兆ドルの出費を強いられたのですが、その財源のほとんどは国債だったです。北朝鮮の制圧に当たって戦費の調達資金に国債が選ばれるどうなるか。当然ながら金利が上がることが予想されます。金利が上がるとどうなるかといえばいつもの展開としてドル高円安となるでしょう。「①金利↑ ②ドル高・円安 ③日経平均↑」の3点セット。

    シナリオをフローで表現すると、以下のとおり。この局面でも重要なのは「金利」ということです。
     近い将来戦争が起きる恐れがある→多額の戦費にかかる調達資金が必要となる、減税は行わないと公約したので増税は困難→国債の調達を余儀なくされる→国債の調達が多ければ多いほど金利が急上昇する→ドル高円安と進む→為替の水準に合わせた日経平均の大幅上昇が起きる

    この他にも「減税政策」に焦点を当てたシナリオはあります。
     防衛費10%アップに加え北朝鮮に対する軍事費が急増が見込まれた→軍事費拡大は議会承認が必要だが大幅減税をすると戦争遂行は困難→国債発行だけでは足りず大幅減税の規模を縮小せざるを得ない→大幅減税を期待した株式市場では失望売りが発生→NYダウは大幅調整、トランプラリーが終了したことを受けて世界的な指標は総崩れ→日経平均は調整