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(株)Ridge-i【5572】の掲示板 2024/03/13〜

彼らが保有株を手放し尽くすまで下げが続くか、手放したくないような売上への具体的な影響が明らかになるニュースが出るか、軽率な投機家の参入が落ち着いてじわじわと値動きを繰り返すことでチャートが固まってくるか、何かしらのきっかけによって株価は上昇に転じる。

つまり、「自分が買ったから株価が下がった」という解釈は99.9%間違っているのだ。株価は需給で決まるので、0.1%程度は自分の影響があるとは言えるかもしれない。しかし、負けている理由の99.9%は、下げるタイミングで買ってしまった、ただそれだけなのだ。どこで上がるのか、どうなったら上がるのかを理解していないがゆえに、軽率な投機家を演じ続けているに過ぎない。

では、どうすればよいのか。目的と手段を一致させることが重要だ。数%の利益を得たいなら、出来高が多くチャート的にも安定している銘柄を選んでデイトレードするのがよい。手法は何でもよいので、短中期的な値動きの同期を狙うとか、一時的な乖離を埋める値動きを取るとか、とにかく期待値プラスになる取引を数多く繰り返すことだ。一方、20~50%程度の利幅を狙うなら、中長期的に成長が期待される上昇トレンドにある銘柄を押し目で買って保有するのが良いだろう。

そもそも時価総額100億円未満の小型株でデイトレードを行うのは、上級者でも難しい。十分な資金も入れられないうえ、参入した瞬間から足枷をはめられてマイナスからのスタートを強いられるようなものだ。

このような銘柄は、少なくとも株価が2倍、3倍、あるいは10倍になるなど、各自の資金量と時間軸に応じた中長期的な保有によって利益を得ることができる。もちろん大きく下げることもあるし、狙いが外れることもあるので、VCのように投資先を複数に分散することも選択肢だ。

いずれにしても、テニスコートで卓球をしたり、野球場でバドミントンをしたりするようなチグハグな戦略では、到底勝てるはずがない。

だから安心して欲しい。誰も資金のないあなたを監視していないし、狙い撃ちしているわけでもない。むしろ、軽率な投機家であるあなた自身が、自分の行動を注意深く監視するべきなのだ。