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ステラファーマ(株)【4888】の掲示板 2021/11/10〜2021/11/17

現在受けられる最先端的のがん治療には、「重粒子線治療」や「陽子線治療」がありますが、統一された方法で治療されていなかったため、いずれも保険診療となるまでに長い時間が必要でした。まだ、保険診療となっていない部位に対しては先進医療ないし自由診療となっており300万円前後が自己負担で必要となります。

これに対し、BNCT治療の費用は「照射料が約240万円、治療に使う薬剤が1パック約44万円で、体重18kgに対して1パック使います。大体男性だと4パックで約170万円として、410万円くらいの治療費となります」。これが、保険診療対象のため、3割負担なうえ、高額療養費が適用となります。

高額療養費とは、1ヵ月に決められた自己負担額を超えた場合、健康保険に申請することでその差額を戻してもらう仕組み。年収によって、上限額は違いますが、年収約500万円の会社員の場合、1ヵ月の上限額は8万100円+(総医療費−26万7,000円)×1%となります。仮に治療費が410万円だとすれば、約12万円程度の自己負担で治療を受けられることになります。
実臨床が保険診療として開始された点でも、過去にはない画期的ながん治療の誕生ということができます。