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♪株喫茶♪の掲示板

>>48077

アニメ、ワンピースではしばしば力のある海賊が国家の上に立って横暴を極めることが有るんだけど、

ビル・トッテン氏が言うようにアメリカのグローバル企業=海賊のようだとしたら、世相を風刺してる脳。

最近もアメリカのハゲタカがISD条項で韓国を訴えている模様。韓国の銀行を安値で買って高値で売り抜けようとしたら規制が入って売りたいタイミングで売れなかった、逸失利益を賠償せよと。

昔産業革命で競争力を持ったイギリスが、インドの紡績を壊滅に追い込んで何千万人も死んだ。悪名高い東インド会社なんてのも有ったにゃ。植民地にされて関税でナショナルエコノミーを守ることも出来ず。新自由主義者からすれば、正しい淘汰で価格競争に負けたインドの貧乏人が悪いんでしょう。

ガンジーが糸繰り車で国産愛用しましょうって、ささやかな抵抗する訳だが、時代は逆行する。TPPってのも帝国主義時代の再来か?イメージが重なる脳。

剥き出しの資本主義があまりに酷かったので対抗して共産主義も出てくる訳だけど、歴史のデジャヴを見る思い。

中野剛志さんがオモシロイこと書いてたけど、貼り付けようとしたら投稿できない。

中野剛志が批判する「米韓FTA」とTPPの共通点がムゴすぎる! 日本はもう99%手遅れ!

ってお題ですので、暇な人は検索してちょ。

  • >>48083

    そもそもブロック経済が世界大戦招いた教訓で、GAT WTO体制が出来たと習った気がするが、ユーロもTPPも特定国の囲い込みで再びブロック経済なワケにぇ。

    そこに入ることを開国と呼ぶからややこしい。今学校では何と教えるのか?世界大戦の教訓?そんなの関係ねぇw(ユーロが出来た時から異和感)
    TPPで中国包囲網なんてのもナンセンスと思うケド。

    真面目な話なのに、貼り付けようとすると利用規約違反が出る脳。

    長いんで一部抜粋

    アメリカの政府だって、これがまずいってことを本当は知ってるんですが、相手の企業……市場を取るためには、ということで使ってしまう。それから仮に双務的で、アメリカもこのISD条項を呑んだとしても、なんといってもグローバルな投資っていうのはアメリカのほうが長けていて、訴訟っていうのもアメリカのほうが強いわけですね。つまり彼らは投資と訴訟っていう、法律をいじくるとかですね、因縁をつけるとか、訴訟大国ですからね。

    そういう風に自分で有利なところで勝負をしようとしていて。韓国はそれを呑んだ、という話であります。

    これはですね、ISDっていうのは、さっきのラチェット規定もそうですけども、治外法権なんですよね。要は、自国の国の基準で、自国の国民の意思で、自分の国の環境、衛生、福祉、安全、そういったことを守れなくすると。だから国家主権・国民主権を制限する。言い換えると、民主主義を動かなくするのがグローバル化なんですね。

    グローバル化すると国家は制限されて国家を超えてグローバルな、えー、人・物・金が動くんだと。で日本人はずっとグローバル化を90年代以降歓迎してきましたが。国家主権が制限されるっていうことは全然いいことではなくて。これは言い換えると民主主義が制限されるってことなんですね。したがってグローバル化と民主主義というのは相反するんですよ。

    日本人はなんか戦後、民主主義が大好きで、大切ですなんて口では言ってきましたけども。実際には全然、民主主義が何かなんてわかってなかったと、まあ、言うことですな。

    で、問題はですね、このISD条項はTPPでも議論されてます。で、政府は、いやTPP推進論者は、えー、TPPの交渉にまず参加して、譲れないものがあったら、辞退すればいいとか、交渉を有利にすればいいと、嫌な規定は飲まなきゃいいと。だから交渉に参加すればいいじゃないかと、言い張るわけですね。でもルールについての規定っていう交渉ってのは政治力で決まるんですね。

    よくですね、国家主権があって合意をしないと条約って結べないんだから、韓国が合意したってことは韓国はメリットを感じたからだろうとか言って、だからいいじゃないか、デメリットとメリットと両方勘案して合意してるだろとか言ってる人がいるんですけども。

    お前本当にグローバル化してんのかと。国際情勢はそんなふうに決まるわけないだろうと。もし条約なり法律なりが、契約なりが、合意したから両方にとっていいものだっていうならば、不平等条約も、あるいはえー、詐欺も存在しないってことになりますよ。

    つまり、力で押し切られるか、あるいは、契約当事者が馬鹿である場合。力で押し……力が弱い場合、契約当事者が馬鹿である場合、この場合はですね、当然不利な契約を結ばざるを得なくなるんですね。

    さて、日本とアメリカの考え……感じでいうと、日本は力が弱い上に馬鹿ですから、これはもうダメだということですね。で韓国も、当然、力が弱いので、嫌だったけど、押し切られたんですよ。それは北朝鮮による砲撃の問題とか色々あったので、韓国は去年の11月まで、あまりにもアメリカの要求がひどいので、抵抗してた。だから去年の11月ぐらいまでは、えー一旦、えー、決裂しましたね、交渉。

    ところが12月になったら突然合意したんですよ。その間なにがあったのか。北朝鮮による砲撃ですよ。そういうことですね。

    ちなみに韓国国民はほとんどこの米韓FTAの内容については知らされてなかったと。で、とにかくアメリカの関係第一ということで、イ・ミョンバク大統領が焦ったと、いうことだったそうです。これもよく日本と似てますねえ。

    日本も全然TPPどころか米韓FTAの内容についても誰も知らされてもないし、知らす気もないでしょ。だから韓国の例を見て、日本もだ、っていうのはある意味正しいんですよ。韓国は大失敗したので、教訓として正しいんですね。