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(株)タスキホールディングス【166A】の掲示板 〜2024/04/02

「人を起点に。空間をデジタルに。未来を変える仕組みをつくる。」をミッションとした新しい会社「株式会社タスキホールディングス」が誕生しました。

柏村代表取締役は、「これまでの「当たり前」を変えることで、より良い方向へ未来を変えていくことができる」、「不動産業界を変え、社会を変え、未来を変える。私たちが挑むのは、変化に必要な仕組みをつくること。常識にとらわれることなく、前例のない世界へと踏み出します。」と挨拶しており、タスキ・新日本建物が主戦場としていた東京の不動産価値の高騰や富裕層の世帯数・資産額の増加、世間の投資マインドの醸成など上向きな外部環境変化を捉え成長してくだけでなく、業界と社会に対し、新会社タスキホールディングスが主体的に「変革」を起こしていくんだ、といった決意を感じます。

さて、統合前から会社は統合後の配当性向について、様々な機会・チャネルを通じて配当性向35%を予定していることを発信し続けていましたが、このような努力をもってしても、証券会社の配当予想の記載を材料とした買い煽り・売り煽りによってボラティリティ(というか混乱)が生じてしまったことは私個人としては驚きと学びを感じています。

また、タスキHDの今期配当予想15円、純利益業績予想2,650百万円という数字も出ていますが、統合前会社と事業年度・会計期間が異なることによって生じた変則的な数値であり、旧新日本建物の業績が半期分反映されずに差し引かれていること、配当についても半期分となっていることに留意したいと思います。

システム表示された直観的に得られる数値と事情や数値を調べなければ分からない実態との間で生じた乖離とも捉えられ、本日の下落を歪み・利益機会として私自身は捉えています。むしろ、昨日・今日の値動き・煽りの狙いは、このような実態との乖離による利益機会を得ること、大衆誘導による機会の創造にあったのかもしれないと邪推しております。

さて、配当だけでいうならば、私は統合前のタスキホルダーですので、今回の半期15円は(見かけではなく実質的に)大きな増配となっており、歓迎しています。これから先、プライム上場や中期経営計画といったIRイベントが予想されますので楽しみもあります。統合・テクニカル上場という大変労力が必要なお仕事をこなした両社のIR担当・管理部門にまずはお疲れ様と労いたい気持ちです。