eMAXIS Slim米国株式(S&P500)【03311187】の掲示板 2025/04/05〜2025/04/06

バフェットは23年の秋からアップルの売却を開始し、すでに８割近くを手放している。

今までバフェットが最高の銘柄と評して、超長期に渡りバークシャー最大のポジションであったアップルのポジションをほぼゼロにしたのだ。

これがどういう事なのか。

株価は割高であり、それを正当化出来るような成長性はもはや期待できないと、完全に見切りをつけたという事である。

高値からの下落率を見て、そろそろ底打ちすると考えている人が多いが、バフェットが売り始めた時の位置はまさに今の株価なのである。

これは、この株価でもバフェットは高いと思って売っていたという事であり

いまの高値からの下落を見て、下がりすぎだと判断し買い向かおうとしている個人投資家は非常に危険であるという事。

そして、S&PというのはほとんどM7に依存しており、特にアップルは時価総額1位であり1番比重が高い。

今の米国株は高値からは結構な下落となったが、バリュー投資家からは、これでもまだ割高と判断されているという事であり、今の水準でももはや売りたいと思っているのである。

総じて米国株は今とんでもない位置にあり、バリュエーションの調整と共に、かなり長い期間の休息をとる可能性がある。

機関投資家は米国株の長いバリュエーションの調整を終えるまで、余った現金で他の市場に目をつけ始めるだろう。

バフェットは日本株へ種を蒔き始めたようだ。
バリーは中国へ。そして欧州への見直しも入っている。

それでも、これからもみんなと一緒にS&Pの積み立てを続けるというのなら、私は自由にすればいいと思う。