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アマゾン・ドット・コム【AMZN】の掲示板 2020/11/16〜2020/12/25
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>>1029
そのアインシュタインの隠れたパラメーカー的な、時々刻々確定した力学変数の連続的運動の考え方こそが、ハイゼンベルグを中心とした、正統派の量子力学と正反対の間違い。
アインシュタインはこの量子力学の本質を理解できないで、苦悶の内に死んで行っただろう。
別に量子力学はランダムな事はない。波動関数として、全く確定的にシュレディンガーの運動方程式に従い、ただ運動量などの物理量として測定した時に、その固有値の出現が波動関数に従って、確率分布するだけ。
波動関数は複素数で、次元が高いため、通常の三次元の パラメータで一意に記述する事は出来ず、その振る舞いの理解には直感でなく数学の手助けを必要とする。
例えれば、古典力学が二次元彼女の世界とすると、リアルの三次元彼女と付き合うのが、チェリーボーイに難しいようなもの。
*** 2020年12月25日 23:48
>>1028
> アインシュタインは、重要な学問的議論の場で『神は サイコロを振らない』と
> 都合よく、神 を持ち出していますね..(-.-)!
さいきん読んだ本のなかで、これについて興味深い指摘がされていました。
「アインシュタインが、神はサイコロを振らないと述べたことは有名だ。この頻繁に引用される言葉は、まるでアインシュタインが不確定性に対して宗教的嫌悪感を抱いているかのように聞こえる。いつものことながら、真実はもっと複雑だ。アインシュタインは、ランダムなプロセスそのものに反対したことは一度もない。彼は科学者としての生涯で、ランダムなプロセスの研究に多大な時間を費やした。彼の懸念は、もっと実際的なものだった。量子力学以外のランダムな現象は、それが見えている尺度よりもいっそう微細な尺度における力学的な運動から生じる。」
ならば、なぜ量子力学はそうではないのか、量子のランダムな現象の背後には、やはりより微細な運動があるのではないか、という関心がアインシュタインの言葉の真意だったということです。