株式投資 新ノートの掲示板
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本日、5月31日(金)
<6584>三桜工業
前回の投稿は、05/23(木)982円
今日の終値は、05/31(金)1,008円
+2.6%の上昇率
三桜工、DCの冷却商材に注力
自動車配管は残存者戦略で世界首位へ
◆2024/5/31(金)9:30 NSJ
三桜工は30日、新中期経営方針を発表。
新規事業としてデータセンター(DC)の市場規模が拡大する中、
冷却商材などの新規事業に注力する方針を明らかにした。
株価は反発。
独立系の自動車部品メーカーで各種チューブや配管を製造。
前3月期は売上高1,568億円(前々期比13.9%増)、
営業利益80億5,300万円(同6倍)と過去最高を更新したものの、
今期は積極的な投資を行うことがあり、
3.3%増収、0.7%営業減益を計画。
中期経営計画では2030年度に売上高2,000億円、
ROE(自己資本利益率)15%以上掲げている。
世界的なEV(電気自動車)シフトで競合が撤退する中、既存市場にとどまり、
取引優位性を獲得する「ラストマン・スタンディング戦略」で
30年度に自動車配管市場の世界シェア1位を狙う。
また、高いシェアと代替できにくい製品を客先生産で供給することで
価格決定権を持つことにより、利益率を改善する。
またバッテリーEV、バイオ燃料、石油代替燃料など
自動車の動力源の多様化は今後10年は継続すると想定し、
EVなどのサーマル(熱対策)製品に投資し、
自動車メーカーやメガサプライヤーへの供給でシェアを拡大。
海外では成長が見込まれるインドを含むアジア、
米国を見据えた中米に投資する。
また、自動車配管製造で培ったノウハウで、
自動車以外のサーマルソリューションも展開。
DC用の水冷配管、インドなどグローバルサウス向けの冷蔵庫など
家電用水冷などの新規事業を手掛けていく。
既にスーパーコンピューター富岳に水冷配管システムが採用され、
高い評価を得ている。
2月に発表したリアドア式の水冷装置は国内では
三桜工しか手掛けておらず、新しい標準として市場を開拓する。
海外でも中国を含むアジア、欧州への参入を図る。
05/31(金)1,008 前日比+22(+2.23%)
本日、5月23日(木)
初めての投稿
<6584>三桜工業
前回の投稿は、円
今日の終値は、05/23(木)982円
%の率
「山本伸のプレミアムレポート」:三桜工、AI
◆2024/5/22(水)17:25 株式新聞
本業は自動車向けの燃料やブレーキ、
集合配管などなどの特殊チューブの大手。
国内自動車メーカーの海外進出とともに海外拠点を増やし、
現在19カ国82拠点を展開。
ポイントは自動車配管で培った配管技術を使い、
データセンター向けの水冷冷却装置を開発。
大手データセンターの協力の下、性能検証を実施。
同社製品は既に2021年から本格稼働した
理化学研究所のスーパーコンピューター「富岳」の
水冷冷却システムとして採用。
膨大な熱を発生するデータセンターでは、
現時点で空調式の冷却システムが圧倒的なシェアを持っている。
しかし、AI半導体の普及により高速演算時間が長期化するとともに
冷却性能が追い付かなくなってきた。
それを放置するとサーバーの演算効率が悪化するだけでなく、
エネルギー効率も著しく悪化し、消費電力が増加。
こうしたデータセンター事業者の悩みを解決すべく、
さまざまな企業が水冷式冷却システムを開発中だが、
この分野はまだ発展途上段階。
同社製品は自動車部品の製造で培ったさまざまな金属や
樹脂の加工成形技術を駆使し、水漏れの心配が極めて少ない点が強み。
「富岳」の水冷冷却システムの実績を生かし、
データセンター用ではサーバーラック水冷冷却装置や
サーバー用水冷ヒートシンクなどで
構成された冷却システムをカスタマイズして提供。
◎ハイブリッド車需要急増で過去最高益更新
自動車のEV化でガソリン車向け自動車部品が主力だった同社は、
株価も割安に放置されてきた。
ただ、EVの成長に疑問符が付き、
ハイブリッド車の需要が急増し、
前3月期は営業利益ベースで過去最高益を大幅に更新。
株価はPBR0.78倍、PER7.1倍とかなりの割安。
東証の「資本効率や株価を意識した経営の実現に向けた対応策」も、
4月末時点で「検討中」と開示、
早晩PBR1倍回復策が公表されると思われる。
05/23(木)982 前日比-4(-0.41%)