ここから本文です
投稿一覧に戻る

欧米 金融政策の掲示板

米シカゴ連銀のグールズビー総裁は、年内3回の利下げを見込む政策当局者の中には自身も含まれると述べた。
3月19、20両日の連邦公開市場委員会(FOMC)後に公表された金利・経済予測の中央値と自身の見通しは整合的だと語った。同予測では10人の当局者が年内少なくとも3回の利下げを、他9人が2回以下をそれぞれ見込んでいた。

クック理事は「ディスインフレの道筋は予想通りに起伏が多く、平たんではないが、さらなる政策調整に慎重な姿勢で対応することで2%に向けて持続的な低下軌道を確保できると同時に、強い労働市場の維持に取り組むことができる」と述べた。 2022年5月にFRB理事に就任したクック氏は、かつてミシガン州立大学の経済学教授だった。

ウィリアムズ総裁
現在の経済の強さを考えると、利下げの緊急性は全く感じていない」と言及。「われわれの経済は強い。これは極めて望ましいことだ」
「このことは、現在の金利水準で経済が大幅に減速していないことも意味する」とし、インフレ率を目標とする2%に戻す取り組みを続けながら、金利を据え置く必要がある可能性を示唆した。

カシュカリミネアポリス連銀総裁、利下げはインフレ動向次第  
「私は3月時点では、インフレが当局の2%目標に向かって下がり続ける場合、年内に2回の利下げがあると予想していた」と発言。「インフレの横ばい推移が続くようであれば、そうした利下げを実施する必要があるのかどうか疑問が生じるだろう」

リッチモンド連銀総裁、利下げまでに時間かけるのが「賢明」
リッチモンド連銀のバーキン総裁は、利下げをする前にインフレ軌道に関して一段の明瞭さを得るべく時間をかけることが、米金融当局にとって「賢明」だと述べた。
「誰もインフレ再燃を望んでいない」と発言。「労働市場の強さを踏まえると、金利引き下げプロセスを開始する前に雲が吹き払われるのを待つ時間はある」

「金利をいくらか景気抑制的に維持することで、インフレを当局の目標に戻すことができると私は楽観している」とも語った。

フィラデルフィア連銀総裁
経済は底堅く雇用の伸びはなお力強いが、
インフレは依然として高過ぎるとの見解を示した。
「現在の状況はあるべき姿ではない。保有資産が限定され、所得も抑制されたALICEと呼ばれる世帯にとっては特にそうだ」