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4565そーせいグループ 中長期ホルダー専用スレ【短期、売煽りは入室厳禁】の掲示板

GPR52作動薬の提携は、市場では評価されていません。理由を整理すると次のようなこととなるのでしょうか。
ベリンガー社が契約一時金という名のオプション料を支払って、本契約する権利を手に入れたというのが実態で、現状は仮契約。オプション行使料という表現を使っていますが、平たく言えば、こちらが本契約の契約金と読み替えられます。
また、臨床試験の費用負担についての明言はありませんが、契約一時金を分割計上するということなので、おそらく今回の契約一時金がそれに充当されることになりそうです。
市場が勝手に想定していた大型提携というのは、Mシリーズをニューロクライン社に再導出したときに近い契約規模で当初からライセンス導出の本契約が行われることを期待して株価が上昇していたにもかかわらず、収入として確定したのは契約一時金という名のオプション料のみで、実質的な本契約は来年に先送りされ、しかもオプションが行使されるか否か未確定要素を含んでいるため、当然のように失望売りが出るのはやむを得ないことと理解しています。
今回の提携は前期計画の後ずれなので、今期分の提携があるとすればEP4拮抗薬の可能性が高そうですが、本来注目すべきはⅡ相臨床試験が下期に完了するM4作動薬の結果なので、提携による株価の動向にはあまり一喜一憂しないよう自分自身に言い聞かせています。