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>>1634

株メモ1

円安

・円安の常識を疑う 国内総生産(GDP)にマイナス、輸出にも原料高の壁
円安は日本経済にとって「善」なのか「悪」なのか。

・円安の常識を疑う 国内総生産(GDP)にマイナス、輸出にも原料高の壁
円安は日本経済にプラスという見解は、昭和から平成にかけて製造業の輸出促進に寄与したという現実が基盤にある。
11年の東日本大震災のあとは1ドル=76円台まで円高・ドル安が進行。
リーマン・ショックからの回復途上にあった輸出企業が悲鳴を上げ、政府・日銀は円売り介入に踏み切った。
その後、日銀は円相場を円安方向にする効果のある「大規模金融緩和」を13年に開始し、現在まで続けている。

・円安の常識を疑う 国内総生産(GDP)にマイナス、輸出にも原料高の壁
円安で利益を得るはずの製造業が歓迎ムードとはならず、むしろ危機感を募らせる。
1つの原因は貿易戦争を巡る日本の構造変化。
10%の円安が日本の名目国内総生産(GDP)に及ぼす影響は04年ごろまではプラスで推移していたが、
その後マイナスに陥ったとの試算も。
企業が海外生産比率を高めた結果、円安が輸出に有利に働く効果が小さくなったため。
いまや「強い円が国益だ」という状況。

・円安の常識を疑う 国内総生産(GDP)にマイナス、輸出にも原料高の壁
ソニーグループ <6758> [終値12200円]円安が為替差益を大きく膨らませた。
輸出企業だから円安はプラスとの常識も危うい。
ダイキン工 <6367> [終値21110円]為替感応度は対ドルで1円当たり18億円で円安はプラスに働くが、
同時に原材料高が前期比以上に収益を圧迫する。
円安の影響は複雑になってきており、「為替頼みの経営はしない」と。

・円安の常識を疑う 急激円安、マクロで危機感
円安は日本経済にメリットがあるというのが従来の常識だった。
黒田東彦日銀総裁も「全体としてプラスという評価を買えたわけではない」(4/28金融政策決定会合後の記者会見)。
一方「悪い円安」が新常識として広がり始めた背景には、資源から製品まで海外から買うものが高くなり、
人々の生活実感が厳しさを増しているという現実がある。
新しい常識を明確に数値で示した試算は少ない。