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アメ株大好き!の掲示板

株雑誌ZAYの買いあおり●2022年3~5月は、GAFAM+αの全銘柄の株価がマイナス! 
直近四半期決算については、明暗が分かれる結果に! 
 今、米国株の中でも特に注目度が高いのは、GAFAM(グーグル(アルファベット)、アップル、メタ・プラットフォームズ、アマゾン、マイクロソフト)+α(ネットフリックス、エヌビディア、テスラ)の8銘柄だろう。

 2022年3~5月の株価を見ると、8銘柄すべてがマイナスという結果になっているが、業績の動向は明暗が分かれる結果となっている。たとえば、直近四半期決算ではアップル、マイクロソフト、エヌビディア、テスラの4社が、いずれも売上高、1株利益ともに市場予想を上回り、これまでの好調を維持。一方、残りの4社には株価の押し下げ材料も見られた。

 まず、グーグル(アルファベット)は売上高、1株利益ともに市場予想を下回った。アップルによるプライバシー規制強化の影響を受けたほか、動画投稿サイト「TikTok」など、他社との競争激化も背景にあると見られる。

 メタ・プラットフォームズも「TikTok」を意識した機能の開発を急いだが、売上高が市場予想に届かず。また、アマゾンは7年ぶりの最終赤字に転落、ネットフリックスは会員数が過去10年で初めて減少するなど、ネガティブなニュースもあった。ネットフリックスは、3月以降の3カ月間の株価も特に大きく下げている。

 ほかの7社も株価はマイナスで、物価高やウクライナ危機などによる世界的な景気減速への懸念が、ハイテク株全般の株価を圧迫している状況だ。しかし、業績が順調に伸びている銘柄であれば、相場全体の上値が重い今のうちに買っておく、というのも手だろう。

●クラウドサービスが好調の「マイクロソフト」や、
好決算を発表した「アップル」をチェック! 
 ここからは、GAFAM+αの中でも、アナリストなどの相場のプロが、今後の株価動向を「買い」「強気」と診断している2銘柄を紹介したい(※銘柄分析コメントは、グローバルリンクアドバイザーズの戸松信博さん、キャピタル・パートナーズ証券の岡橋雅雄さん、マンハッタン・グローバル・フィナンシャルの森崇さん、ストラテジストのポール・サイさん。投資判断と株価の高値・安値予想は6月3日からの3カ月間)。

 一つ目は、もっとも高評価の「買い」推奨となったマイクロソフトだ。

 マイクロソフトは、PCなど主要事業部門の売上が、軒並み市場予想を上回った。在宅と出社を組み合わせる働き方が広がり、顧客企業が日常業務で利用するクラウドサービスの高成長が継続。投資家の関心が高いクラウド基盤「Azure(アジュール)」は、前年同期比46%増収となっている。また、ゲーム事業の売上高は6%増。米国のゲーム最大手アクティビジョン・ブリザードの買収を表明しており、ゲーム部門のさらなる収益貢献への期待も高い。

 続いて紹介するのは、「強気」評価となったアップルだ。

 アップルの2022年1~3月期の決算は好調で、iPhone、Mac、iPadのいずれの売上高も、市場予想を上回った。ただし、4~6月期については、半導体不足などサプライチェーンの制約で、売上が40億~80億ドル押し下げられる可能性があると発表済み。しかし、自社株買いの規模を900億ドル拡大するほか、四半期配当の5%増配を発表している点は好材料だ。

アメ株大好き! 株雑誌ZAYの買いあおり●2022年3~5月は、GAFAM+αの全銘柄の株価がマイナス!  直近四半期決算については、明暗が分かれる結果に!   今、米国株の中でも特に注目度が高いのは、GAFAM(グーグル(アルファベット)、アップル、メタ・プラットフォームズ、アマゾン、マイクロソフト)+α(ネットフリックス、エヌビディア、テスラ)の8銘柄だろう。   2022年3~5月の株価を見ると、8銘柄すべてがマイナスという結果になっているが、業績の動向は明暗が分かれる結果となっている。たとえば、直近四半期決算ではアップル、マイクロソフト、エヌビディア、テスラの4社が、いずれも売上高、1株利益ともに市場予想を上回り、これまでの好調を維持。一方、残りの4社には株価の押し下げ材料も見られた。   まず、グーグル(アルファベット)は売上高、1株利益ともに市場予想を下回った。アップルによるプライバシー規制強化の影響を受けたほか、動画投稿サイト「TikTok」など、他社との競争激化も背景にあると見られる。   メタ・プラットフォームズも「TikTok」を意識した機能の開発を急いだが、売上高が市場予想に届かず。また、アマゾンは7年ぶりの最終赤字に転落、ネットフリックスは会員数が過去10年で初めて減少するなど、ネガティブなニュースもあった。ネットフリックスは、3月以降の3カ月間の株価も特に大きく下げている。   ほかの7社も株価はマイナスで、物価高やウクライナ危機などによる世界的な景気減速への懸念が、ハイテク株全般の株価を圧迫している状況だ。しかし、業績が順調に伸びている銘柄であれば、相場全体の上値が重い今のうちに買っておく、というのも手だろう。  ●クラウドサービスが好調の「マイクロソフト」や、 好決算を発表した「アップル」をチェック!   ここからは、GAFAM+αの中でも、アナリストなどの相場のプロが、今後の株価動向を「買い」「強気」と診断している2銘柄を紹介したい(※銘柄分析コメントは、グローバルリンクアドバイザーズの戸松信博さん、キャピタル・パートナーズ証券の岡橋雅雄さん、マンハッタン・グローバル・フィナンシャルの森崇さん、ストラテジストのポール・サイさん。投資判断と株価の高値・安値予想は6月3日からの3カ月間)。   一つ目は、もっとも高評価の「買い」推奨となったマイクロソフトだ。   マイクロソフトは、PCなど主要事業部門の売上が、軒並み市場予想を上回った。在宅と出社を組み合わせる働き方が広がり、顧客企業が日常業務で利用するクラウドサービスの高成長が継続。投資家の関心が高いクラウド基盤「Azure(アジュール)」は、前年同期比46%増収となっている。また、ゲーム事業の売上高は6%増。米国のゲーム最大手アクティビジョン・ブリザードの買収を表明しており、ゲーム部門のさらなる収益貢献への期待も高い。   続いて紹介するのは、「強気」評価となったアップルだ。   アップルの2022年1~3月期の決算は好調で、iPhone、Mac、iPadのいずれの売上高も、市場予想を上回った。ただし、4~6月期については、半導体不足などサプライチェーンの制約で、売上が40億~80億ドル押し下げられる可能性があると発表済み。しかし、自社株買いの規模を900億ドル拡大するほか、四半期配当の5%増配を発表している点は好材料だ。