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あかねの、キッパリ( `ー´) ””お勉強部屋”
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【 信用取引の取引活況を判断する回転日数 】

 貸借残の動きを見ていく指標に、回転日数がある。回転日数は投資家が信用取引において新規にポジションを建ててから、解消するまで何日間かかったかという数値。

 一般に、回転日数が10日程度で、活発に取引が行われている状況と判断される。回転日数が短くなり、出来高増加、株価上昇をともなう場合には、投資家の注目が集まり、株価の上昇が続くと考えられる。

 しかし、回転日数が5日以下となると投機的な動きが高まっているということになり、株価の天井が近いとされる。また、トレンドの反転や乱高下が起こりやすい状況であるため、この段階で買いを入れるといわゆる高値づかみをしてしまう可能性が高くなるため注意が必要。

 逆に回転日数が長くなっている場合は、取引が活発ではなく、含み損を抱えたままとなったポジションが多いことを表す。相場が反転する状況でも動きが鈍くなるなど、投資先としてはNG。