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あかねの、キッパリ( `ー´) ””お勉強部屋”
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【 単元数と売買戦略 】

 「単元」とは、銘柄ごとに定められた売買単位のこと。現在、原則として1単元は100株のため、200株買えば2単元とる。
 1銘柄につき2単元以上購入すると、売り時についての選択肢を増やすことができる。
 例えば、2単元持っていれば買値から株価が2倍に上昇したら、「全部売る」だけではなく「半分売る」というトレードが可能になる。持ち株を売るべきか保有し続けるべきか決断することが困難な局面においても非常に有効。

 迷ったらとりあえず半分だけ売却してみると精神的に楽になる。そしてその後の株価の動きにより、残り半分も売るか、保有し続けるか、もしくは売った分を再び買い直すか考えて決めればよい。

 保有する単元株数が多いほど、投資行動のバリエーションが豊富になる。
例えば、1銘柄につき4単元保有していれば、「売る」「保有を続ける」「4分の3を売る」「半分だけ売る」「4分の1だけ売る」という選択肢が可能になる。

 売却のしやすさという観点からは、例えば50万円の投資資金を、株価5,000円の銘柄に100株投資するより、株価1,000円の銘柄に500株投資する方が、売却方法のバリエーションが多い分行動しやすい。特に投資資金の額にどうしても制約のある個人投資家は、1単元の株数や、最低投資金額(株価×1単元の株数)も考慮すること。