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形作る読書の掲示板

『黒薔薇 刑事課強行班係神本恭子』

著者は 元大阪府警の暴力犯担当刑事で 高校時代から柔道で鳴らしていたようだ
やめてから作家になったという変わり種だ
だからというのか本編のいたるところにリアル感が存在する  取調室でのいたぶりには 真実味が感じられる
問題は作品が冗長すぎるし 裏警察とかキャリアとノンキャリとかにこだわりすぎていると思う 主人公が神木恭子が二十四才の所轄の女刑事で どうして海千山千の犯人や同僚を出し抜けるのか また悪人の心の内側に飛び込めれるのか不思議だと思う
最後に2億円をせしめているが どうして大阪府警の警察官物は 金を稼ぐのがうまいのか不思議だ