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472(最新)
『希望の糸』 東野 圭吾 著
あの加賀恭一郎が 捜査一課の主任で登場 シリーズ物は主人公が出世をすると 我がことのように嬉しいものだ
部下として甥っ子の松宮に捜査について指示するのが 何となく嬉しいものだ
喫茶店の評判の良い女主人が 刺殺される 客の中には元夫 綿貫となじみの男性客汐見があぶりだされる
元夫のアリバイを確認するために綿貫の同棲相手多由子にアリバイ確認をすると あっけなく犯行を自供する
なぜか途中まで 自分には登場人物が情がないように思われ 今一 この本にのめり込めない自分がいた
後半 情がないと思われた その謎が解き明かされて納得した
伏線として松宮の認知の話もあり 多少飽きさせないようになっている
この本は どちらかというとミステリー小説というより 人情小説なのかもしれない
加賀恭一郎の父子関係 松宮の父子関係 汐見の父子関係 みんな薄い関係だ
更には綿貫と同棲相手多由子 子供ができなければ別れると常日頃言って元妻とも判れた 綿貫の情のなさが光っている 多由子が捕まった時 着替えとか差し入れ 弁護士の心配を一切していない 妊娠したかもしれないと言ったとき、はじめて多由子の心配をし始めるのは最低だ
作品の評価は あまり高くないと思う 今一ではないだろうか 娯楽小説だからなのだろうか -
471
『あなたが 私を竹槍で 突き殺す 前に』 李 龍徳 著
本は 歴史に残る インチキな内容の本を残したら 1000年後の人が誤解するではないか
ちょっと朴梨花を つかって韓国批判 韓国人批判をしているが 基本は はるかに在日朝鮮人の被害者感を強く訴えている
もうやめてくれ 統一教会の日本は韓国に詫びなければいけないという教えで合同結婚式で 朝鮮にわたり二代にわたり苦労された女性たちの事や
留学先で韓国人にいじめられた話や 慰安婦像で世界中にインチキ話をばらまかれたりしている こんな間違った情報を1000年先に残すつもりか やめてくれ
もう日本を見ないで欲しいし かかわらないで欲しいだけだ それぞれの幸せを追求すればよい
『あなたが 私を盗んだこうもり傘で 突き刺す 前に』
昔 日本では 朝鮮の人たちが 物貰いをして廻った時 それを見た日本人は 傘を取られないようにしまったそうだ この言葉を贈る -
470
『黒薔薇 刑事課強行班係神本恭子』
著者は 元大阪府警の暴力犯担当刑事で 高校時代から柔道で鳴らしていたようだ
やめてから作家になったという変わり種だ
だからというのか本編のいたるところにリアル感が存在する 取調室でのいたぶりには 真実味が感じられる
問題は作品が冗長すぎるし 裏警察とかキャリアとノンキャリとかにこだわりすぎていると思う 主人公が神木恭子が二十四才の所轄の女刑事で どうして海千山千の犯人や同僚を出し抜けるのか また悪人の心の内側に飛び込めれるのか不思議だと思う
最後に2億円をせしめているが どうして大阪府警の警察官物は 金を稼ぐのがうまいのか不思議だ -
469
『二十五の瞳』 樋口 毅宏 著
小豆島を舞台にした 二十四の瞳のパロデイ版やその他の短編集 ニジコと呼ばれる緑色の化け物を狂言回しにかたられる物語
困窮俳人である放哉の話が どうも汚すぎて 趣味に会わない なんでこんな本をわざわざ時間をかけて読まなければいけないのかと哀しくなる -
468
そっかー勘違いした。失礼😉🎼
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467
こじるり様
複アカウントも 持っていないし 投稿はすべて 誑 でやってるよ
いま 見てきたけど 初めて見たものばかりだよ -
466
こじるり様
最近は 何も書いてないよ -
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『夫婦一年生』 朝倉 かすみ 著
太田青葉は 筆記具メーカーのOL 新婚の夫は 太田朔朗といい 百貨店のイベント企画担当者 青葉のお茶出しで出会いが始まり 青葉がコンビニに敗れたパンストを買い出しに出てナンパされ 結婚に至る
頭の良さそうな新婚夫婦の ちょっとこじゃれた会話と生活を描いている
好きな作家なのだけれど この作品は 頭でっかちで ちょっと好かん -
463
『死体を買う男』 歌野 晶午
劇中劇 本の中の本という構成だった
途中で 物語が冗長すぎると思い 読み疲れた感があったが 頑張って最後まで読んで良かった
自分には 面白くないとき 途中で最期を読んでしまう癖があるが 今回それをしなくてよかった 本格的な推理小説です -
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『ハケンアニメ』 辻村 深月 著
標題がハケンと書いてあるので派遣労働のことかと思い 更に本の表紙が 明るく漫画風に描かれていたので 軽そうな本だなあと誤解して読んで 呼んだ感想として しっかり書かれた内容にびっくりした さすが東京会館とかその他の作品を生み出した作者の本です
面白かったですし 作者が 読者を読まさせようとするサービス精神も感じられました
あと希望として もう一章 プロヂューサーの行城についての章を書いてもらえると 更に良かったのではないかと思っています -
461
『元彼の遺言状』 新川 帆立 著
テレビの放映を見てから 本を読みました
今まで本を読んで テレビを見ては そのたびに物足りなさを感じたのですが
テレビの脚本と 原作本とは 全く違うものだと知ってからは それぞれを別物として 楽しむことができるようになりました
原作本には弁護士剣持麗子の性格として 父親 豈との関係でうまく説明されており
単に金儲け主義だけの人間ではないことが描かれています
本も面白いし テレビも面白い なかなか珍しいケースだと思いました -
460
『逸脱捜査』 五十嵐 貴久 著
キャリアの道定警部は 前任地の総務課長の時 部下の使い込みの監督責任を問われ
警視庁の捜査一課に飛ばされ 現場捜査に当たることになる
そこでコンビを組んだのが美人だが AV好きの くせもので 今迄も何人ものコンビ相手を やめさせたり転勤希望をさせてきた山口ヒカル刑事だ
山口ヒカル刑事は 仕事をやりたがらず 現場に出るのにもタクシー代をコンビ相手の道定に出させたり やる気を出させるために食事をおごらせたりする豪のものだ
ただし 山口ヒカル刑事には 仕事をやりたがらない本能のために 犯人犯行方法を推理する能力が備わっている
そんな二人がコンビで捜査する 逸脱捜査だ -
459
『Bの戦場 さいたま新都心ブライダル課の攻防』 ゆきた 志旗
ライトノベルというのだろうか おいらは 本にライトノベルと分類するのは 差別的で好きではない 誰かが言っていたように 所詮戯作 本格的文芸がえらいと思うのは 筋違いだと思っている
ただ著者の紹介で 特技は大食いと書いてあったのには 自虐的すぎて 笑うに笑えない
このBの戦場は ブスの主人公が さいたま新都心のホテルのブライダル課で お客さま相手に奮闘する姿を描いている そこに上司のやり手の美形の久世課長は この人は 最強のブス好きで なおかつ口が悪く ブス殺しのように悪口雑言をはいて 物語を面白くしている
本の表紙の裏書に この本がシリーズとして6冊刊行されているのを見ると 世間の人も 大いにブスが好きであることが証明されている -
458
『K2 池袋署刑事課 神崎・黒木』 横関 大 著
あのルパンの娘の作者の 横関先生の作品です エンターテイメント性があり 筆力もあるので 好きな作者の一人です 読ませてくれる作者です
池袋署で再開した神崎と黒木は 警察学校の同期だ 真面目な型通りの刑事神崎と 情報屋を使ったり 勝手に潜入捜査をする黒木刑事
ところが二人には警察学校以前から神崎の父親で元刑事の時からの 因縁があったのだ -
457
『擬態の殻』 麻見 和史 著
単独捜査をしていた所轄刑事が腹を割かれ 内臓に手錠を掛けられて発見された
この捜査に加わった主人公の捜査一課の一條は いつも単独捜査をしているが所轄の女性刑事福地と組むように有賀係長に指示される
一條は 同僚田名部をリーダーとする鑑取班に組み込まれるが 指示に従わず 単独の捜査や 情報屋を使った捜査をして実績を上げていく
一條は 別れた女房のために腎臓移植も考えており健康管理に注意を払っている
人混みが怖くて コンビの相手が殺されるのではないかと恐怖感を持っており そのため単独捜査に走る 面白い いままでにない刑事像だ
最後に公安所属の福地が なぜ一條とコンビを組んだのか その福地が なぜ電波発信機付きのボールペンを一條に仕掛けたのか ご都合主義ではないのかと思ってしまう 自分がいる -
456
『わたしの美しい庭』 凪良 ゆう 著
本屋の平台に 流浪の月と一緒に置かれ 薦められていたので購入した
流浪の月は 色々考えさせられることが多く 読み終わるのが大変だったが この本は 大人の童話もしくは絵本のように 心が温められ 気持ちよく読むことができた
神社の境内を マンションに建て替え その屋上に断ち物の神様 御太刀神社を祭っている
その宮司で翻訳家である国見統理 と養子の小学生百音と生活をしている
マンションの居住者である桃子は 高校三年の時の恋人をずっと思って生きている 移動バーを経営しているゲイの路有は 国見家の朝食担当をしている
心に重いものを抱えている人たちが ここにつどって 温かい物語を紡いでいる -
455
『清明 隠蔽捜査』 今野 敏 著
警察ものシリーズ 出世コースから外れたキャリア署長 竜崎伸也署長が 神奈川県警の刑事部長に昇進した
今までの作品で 対立していた警視庁や神奈川県警の人間が 逆に手のひら返しで主人公への好意を示すのに 違和感があった
人間っていうのは そんなに簡単に変わるものなのだろうか
竜崎も 今迄の主張通り神奈川県警に赴任するにあたり 迎え入れる総務課長 参事官に対して対応するが 逆に主人公の小者感 変わり者感を出している
たいした事件も起こらなかったし もう次の本は 読まないかもしれない -
454
『女はそれを許さない』 渡宮 真利子 著
株の不正取引疑惑で一流弁護士事務所をやめさせられ 弁護士資格を失った凛香
裁判に立ち会うのが怖くて 逃げて 日々の生活を工事現場の安全確認員の仕事をしている麗 そんな二人が 弱小弁護士事務所で出会い コンビを組み 様々な案件を解決していく話 -
453
『東京観光』 中島 京子 著
短編集です 保険会社の優績者の東京招待旅行でのドタバタを描いた小品やなぎさドライブウエイ ポジョとユウちゃん著者が 登場人物に対する温かい目が 伝わる本です 何気にお勧めです
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空蝉 2021年9月24日 21:15
ぶっくワーム