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>>486

なぜ4Qではなく3Q発表時に特損を計上したのか?
私は、復配のためだと考えています。

特損計上と復配発表が同時期になると、すなわち「特損を計上しているのに復配してる場合かよ」というツッコミが入るでしょうから、なんとも収まりがつかない。
その点、「3Qで特損を計上したけれども、4Qで頑張ったおかげで純利益が計上できました。そこで復配によって還元します」としたほうが、格好がつくわけです。

復配の可能性ですが、少なくとも復配を想定して動いていることだけは間違いないと思います。
譲渡制限付株式報酬が付与されるのは3月19日。権利確定日前です。従業員に報酬として付与された譲渡制限付株式にも配当金は支払われます。復配できたほうが、従業員へのインセンティブ付与という面では効果が大きいに決まっています。

もちろん業績が悪化すれば配当は出せません。
4Qの予想ですが、
プラス要素を指摘すれば、既に指摘されているように、特損計上を除けば、売上高・営業利益・経常利益いずれも概ね想定ラインに沿って数字を上げています。昨年度の4Qの数字をそのまま当てはめれば、経常利益4億円は達成します。あとはこれにどれだけ上積みできるかでしょう。
一方、マイナス要素を指摘すれば、ルネサンス高校横浜キャンパスの立ち上げ費用、今年度は下期にずらしたセキュリティ対策費用を計上する必要があります。それに加えて釣りビジョンVODの販促も展開するのだとか。どのみち広告代理店に資金を垂れ流すのでしょう。個人的には、広告代理店にどっぷり依存して、しかもこんな販促しか考えられない担当者はクビでいいと思いますがね。

あと、G-cluster技術のAmazonへの提供ですが、あまり期待していません。既になんらかの受注をしているのなら、3Qまでに売上が立っているはずです。ところが、3Q決算概況資料の5枚目のスライドを見ると、売上は大幅に減少しており、その原因として「開発受注案件の大幅減少」が挙げられています。
むしろ個人的には、Amazonへの技術提供どころか、NTTグループの再編のあおりを受けて、NTT案件も厳しい状況に追い込まれているのではないかと見ています。だから特損を計上せざるをえない局面に追い込まれたのではないかと・・・。

まあ、現在のところはこんな風に見ていますが、はたしてどうなりますかね。