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★★ガチのテンバーガー銘柄★★の掲示板




■国内株式市場見通し:外国人売りで年金が買い主体、順張り姿勢
4月4日(土)16時34分配信 フィスコ

■GPIFへの期待再燃、大型投信による下支え

 先週の日経平均はこう着。配当落ち前後の利益確定に伴う乱高下の流れが続き、週半ばには一時支持線として意識されていた25日線を割り込み、節目の19000円を下回る局面をみせた。一方で、日本郵政は、傘下のゆうちょ銀行は17年度に外国債券や株式への投資を現状より3割多い60兆円とし運用収益を増やす計画が伝えられた。この報道もあってか、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)への期待なども再燃する状況。

■GPIFのESG投資検討で企業の「変化」に関心

 次第に業績相場へ意識が向かいそうである。その他、GPIFは5カ年中期計画に「ESG投資の検討」を盛り込んだ。ESGは、Environment(環境)、Social(社会)、Governance(企業統治)の頭文字を集めた造語。ESGに配慮・対応している企業は、経営の持続的な成長が見込め、投資家もそれを評価することで、持続可能な社会の形成に資するとの考え方に基づく。

■自動運転などテーマ物色も活発

 その他、政府は3日の閣議で「アベノミクス」を推進するための重要3法案を決定。農協改革、雇用改革、国家戦略特区では保育所を開設しやすくする。政策に対する思惑も高まりやすく、関連するテーマ株などへの波及も意識されるところ。また、先週はLINEの再上場申請に伴う関連物色や電子部品メーカーのスマートカー向け増産報道を受けて自動運転関連などが動意をみせた。今週は6日に東芝<6502>が水素事業戦略説明会を開くことから、水素関連なども注目されそうだ。《TN》