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新天地の仮眠室の掲示板

>>10790

半導体の生産技術職にとっては、いかに少ない生産設備で生産するかっていうのが永遠のテーマで、そのために競合のメーカーとも情報共有して設備の生産性向上に取り組んでました。とくに前工程では設備メーカーは共通の最大の敵といった感覚でした。キャノンとかTELには文句しか言ったことないかもです。

生産設備を買っても設置、立ち上げ、評価で6ヶ月かかり、そこから量産品を投入して出てくるのはさらに3ヶ月後です。
なので設備を発注は1年〜1年半先の需要に対して見込みで発注するしかない、というのが実情です。半導体の需要の波は2年周期とか言われており、増産だ、と騒いで発注したときにはもう遅いことが多いですかね。

ステッパーとか1台で数十億する設備を発注したのに1度も使わなかったことともあります…

そんなこんなで日の丸半導体全滅しましたー(笑)