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米国株式市場=3日続伸、FRB年内利下げ観測高まる
2024年5月7日午前 6:41 GMT+915分前更新

[ニューヨーク 6日 ロイター] - 米国株式市場は、米連邦準備理事会(FRB)が年内に利下げを実施する可能性が高いという見方が広まる中、3営業日続伸して終了した。
先週末に発表された4月の雇用統計は非農業部門雇用者数の伸びが予想以上に鈍化。連邦準備理事会(FRB)が高金利を長期間維持する必要性が低下したと受け止められた。
利下げ観測に加え、足元の決算発表シーズンは予想から上振れる数字が相次いでおり、投資家心理が再び上向きつつある。
FRB当局者はこの日、利下げ開始にはインフレ低下の進展についてより大きな自信を得る必要があるとの姿勢を改めて示した。
リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は「現行の制約的な金利水準が需要の抑制を促し、インフレ率をわれわれの目標に回帰させることができると楽観している」と指摘。また、インフレデータの急変動は、インフレ率の着実な低下の再開が確認されるまで待つ必要があることを示唆しているとした。
ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は、FRBが「いずれ」利下げを実施するとし、次の動きが利下げとなる可能性が高いという認識を示した。
グレンメドの投資戦略・調査主任ジェイソン・プライド氏は「市場は主にインフレとFRBを通じ、先行きを見いだそうとしている」と指摘。「インフレと金利に関してさまざまな見通しを立てて、微調整する動きが株価変動に反映されてきた」とした。
LSEGの金利予想アプリによると、市場は年内に46ベーシスポイント(bp)の利下げがあるとの見方を織り込み、最初の利下げは9月か11月になると見込んでいる。
個別銘柄では半導体メモリー大手マイクロン・テクノロジーが4.7%高。ベアードが投資判断を引き上げたと伝えられた。
メディア大手パラマウント・グローバルは3.1%上昇。同社は身売りに向けたスカイダンス・メディアとの独占交渉を打ち切った。
格安航空会社スピリット航空は9.7%急落し、終値ベースで過去最安値を更新。第2・四半期の弱い売上高見通しを嫌気した。