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ブロメ変態クラブの掲示板

>>28307


経営経験ということでいえば、現在は社員数人の小さな法人の役員をやってたりもしますが、周辺環境は安定的で経営の舵取りにさしてあくせくするような状況でもないので、経験としては役に立たないでしょうねえ。

ただ、前に一従業員として勤めていた会社(ワンマン経営の中小企業)では、中心としていた事業が次第に競争激化して売上低下→売上規模にこだわる社長は利益率の低い(場合によっては採算割れ)案件も無理やりとってくる→従業員は長時間労働(裁量労働制でした)で疲弊し、過労で倒れる社員も。
こういう悪循環に陥ると、事態を改善しようとする意欲すらなくなって泥沼です。

こんな経験をしているので、売上規模至上主義にはどうしても否定的になってしまいます。でも、投資家の多くが売上規模を重視するならば、「強いところで固めて」の方針は株価上昇にはつながらないんだろうなあと思ったり…。複雑な思いですね。

以下、個別にですが。
コンテンツ配信については、黒字がこのまま伸びていくならよいのですが、Googleなど巨大資本が台頭してくれば再び赤字転落・ジリ貧になっていくのではないかと思います。

釣りビジョンについて、コンテンツ資産の活用可能性についてはおっしゃるとおりだと思います。一方で懸念するのは、これまで頑張って(その時期は釣りビジョンは経営の足を引っ張る状況でした)衛星放送化を実現したのですが、今後IP放送が主流になる可能性が大きく、衛星放送がかえって経営の重石になるのではないかと危惧します。

ルネサンス高校について、認可事業であることのリスクを意識しているのか気になっています。現在ルネ高はeスポーツコースやYoutuber養成コースなどで耳目を集めています。現在の安倍政権は経産省が牛耳っているのでそれが続く間は良いのですが、安倍政権もそろそろ任期満了を迎えようとしているなか、次の政権では、ないに越したことはありませんが、揺り戻しが起こる可能性もあると見ています。完全子会社のメリットは承知していますが、大手との業務提携などによりそれに備えたリスク分散も考えた方がよいのでは…というのが私の考えです。

私の書き込みがリスク回避にやや偏っているのは認めますが、実際に回避行動をとるかは別として、リスクそのものは常に念頭に入れておくべきことだと思います。