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猫の投資術の掲示板

バブルに踊った人達

中國のバブル景気が指摘されて随分久しい バブルは実体のない虚構経済 泡のように消えてしまう 必ず崩壊する宿命に置かれている

バブルは、人間の限りない欲望が作り出した膨張経済 だから実体などない 欲望の産物だからだ 従って実体がなく必ず崩壊に向かう

かって日本は今から約30年余り前の当時 不動産を所有していれば必ず値上がりする 株式を保有していれば、いずれ値上がりする 銀行は潰れない と云った神話的な固定観念があった

そして多くの人達が不動産を買い漁った 資金の無い人は銀行から融資を受け不動産を購入した 銀行から融資を受けられない人は 銀行系列のファイナンス会社から融資を受け不動産購入

銀行やファイナンス会社も、不動産の値上がり期待により 融資資格に乏しい人でも 融資を担保する不動産の値上がり期待で闇雲に融資した 仕組みは 仮に銀行やファイナンス会社が 融資申し込み者に1000万 不動産担保に融資する場合 1000万の融資金は 通常不動産価格の70%前後

つまり銀行 ファイナンス会社は、不動産価格を1400万程度に評価 その70%(1000万)を融資 この不動産評価額1400万は、値上がり期待の価格 融資金1000万を担保する為 抵当権設定した不動産の価格が1400万に値上がりすれば もし融資を受けた債務者が 債務不履行で 返済できなくなっても担保物件が 値上がりしていれば任意競売掛け債権回収しても損にはならないと云った計算があり 銀行 ファイナンス会社は安易に融資

ところが 不動産価格が常軌を逸した価格まで高騰すれば 誰もが異常な価格だと異論を持つようになる 具体的に云えば 通常 1個100円のリンゴが700円に高騰すれば そんな馬鹿な!と誰もが考えるようになり 通常の相場観では異常な高値 行き過ぎた値段

「行き過ぎる」と そうあって当たり前の状態に「自律的に修正する自浄作用」があり そうあって当たり前の相場に修正されて行く つまり「バブル崩壊」

そして銀行 ファイナンス会社にとって担保に取っていた不動産が 逆に融資金より安くなり 各銀行 各ファイナンス会社に膨大な不良債権が残る


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