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ミニマリスト?時代の株式投資の掲示板

>>310

>>思うに昭和天皇は、太平洋戦争の終戦時に退位すべきだったでしょう。如何に軍部主導の戦争だったとはいえ、最高責任者であったことには違いないわけですから。

同意します、昭和天皇の法的責任ですが特定の人物の署名で国家が開戦したのに
その人物に如何なる(含む道義的責任)も無いとすればその国家はオモチャ以下
の存在となります。

まあ、大日本帝国は軍隊を持たない稀有な国家でしたけどね
日本軍と呼ばれる武装集団は皇軍(天皇家の武装家臣)ですから
所詮は軍閥で国家の軍隊ではありません。

本物の意味で日本に軍隊が誕生したのは自衛隊が最初ですよ。

それと、日本を戦争に突っ走らせた共謀罪ですけど
殆ど使えなかった共謀罪を使える(悪用可能)にした個人責任は
誰にありや?

共謀罪が治安維持法の二の舞にならん保証は何処にある?
緊急勅令で治安維持法を大改悪した天皇の勅令責任はありや?

治安維持法中改正ノ件(昭和3年勅令第129号)
この治安維持法の「改正」は、国体変革について死刑の導入、
目的遂行の処罰を目的とするもので、もともとは法律案として
昭和3年4月20日に召集された第55回帝国議会(特別会)に提出されたが
審議未了になったものである。
本来は、第55帝国議会の延長又は臨時議会の招集によるべきであったが
与党少数の現状では、議会が紛糾することは必須であったので、
原法相は、議会閉会の10日後の5月15日には緊急勅令による改正方針を
閣議に提案している。
これに対しては閣内からも異論があり、枢密院の審議において、
議会の延長をしなかったのはなぜかとの質問に対し、
「衆議院が議案を握りつぶす底意であり延長しても効がないと認めたからである。 」

大日本帝国の帝国議会ですら拒否した共謀罪を
勅令で成立させた昭和天皇に責任ありや否や?

  • >>311

    形式的には全ての勅令には天皇が責任を負っている訳ですよ。しかし実質的には勅令は官僚による官僚のための規範だったわけです。戦前の官僚は、法律など糞食らえで、勅令で仕事をしていたというのが実態だったでしょう。
    戦前の官僚は、憲法上も天皇のためのものでしたから、当然国民全体のためでなく天皇のために働いた訳です。しかしこの天皇のためという官僚の意識が戦後になって官僚機構のためという形で、形を変えて存続しており、国民全体の奉仕者という憲法に規定された建前が空文に近いままで推移しているのはご存知の通りです。