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猫に札束
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世界株高どこまで 投資指標に割高感 ①

世界の株式市場への資金流入が加速している。
4日のダウが初めて2万5000ドル台に乗せ、5日は日経平均株価が連日で昨年来高値を更新。
米減税の効果もあり、世界景気が一段と拡大するとの見方が株高を後押し。
急ピッチな上昇で割高感を示す投資指標も目立ち始めた。
物価や金利の動向が今後の株価のカギを握る。
大きなバリアーを突破した。
次の節目は3万ドルだ。
トランプ大統領は4日、機嫌良く話した。
ここにきてダウの上昇ピッチは加速している。
2013年5月に1万5000ドルを超えたダウ平均が2万ドルまで上昇するには3年半以上の時間がかかったが、2万ドルから2万5000ドルの達成までは約1年しか時間がかからなかった。

上昇ピッチを速めたのは、企業の景況感の改善を示す指標が世界で相次いだため。
投資家からは「昨年と同様の市場環境が続くとみて、買い注文を入れた」との声が出ている。
米税制改革法が成立したのも追い風。
減税を通じて米景気回復が続けば、世界経済にもプラスに働く。
世界同時好況を背景に米S&P500種株価指数の構成企業の1株利益は18年に12%増える見通しで、減税効果を加えれば伸び率は20%を超えるとの予想も多く「成長期待を踏まえると株価は1年前より割安だ」との見方を示す。

米国の株高は世界に波及した。
5日の日経平均は前日比208円高の2万3714円で取引を終了し、前日の大発会と合わせた上昇幅は949円(4.2%)に達した。

同日のアジア株もインドやタイが最高値を更新し、台湾も1990年以来の水準に上昇。
出遅れていたロシアも3年半ぶりの高値圏で推移。

猫に札束 世界株高どこまで 投資指標に割高感 ①  世界の株式市場への資金流入が加速している。 4日のダウが初めて2万5000ドル台に乗せ、5日は日経平均株価が連日で昨年来高値を更新。  米減税の効果もあり、世界景気が一段と拡大するとの見方が株高を後押し。  急ピッチな上昇で割高感を示す投資指標も目立ち始めた。  物価や金利の動向が今後の株価のカギを握る。  大きなバリアーを突破した。  次の節目は3万ドルだ。 トランプ大統領は4日、機嫌良く話した。 ここにきてダウの上昇ピッチは加速している。 2013年5月に1万5000ドルを超えたダウ平均が2万ドルまで上昇するには3年半以上の時間がかかったが、2万ドルから2万5000ドルの達成までは約1年しか時間がかからなかった。   上昇ピッチを速めたのは、企業の景況感の改善を示す指標が世界で相次いだため。  投資家からは「昨年と同様の市場環境が続くとみて、買い注文を入れた」との声が出ている。  米税制改革法が成立したのも追い風。  減税を通じて米景気回復が続けば、世界経済にもプラスに働く。  世界同時好況を背景に米S&P500種株価指数の構成企業の1株利益は18年に12%増える見通しで、減税効果を加えれば伸び率は20%を超えるとの予想も多く「成長期待を踏まえると株価は1年前より割安だ」との見方を示す。  米国の株高は世界に波及した。 5日の日経平均は前日比208円高の2万3714円で取引を終了し、前日の大発会と合わせた上昇幅は949円(4.2%)に達した。  同日のアジア株もインドやタイが最高値を更新し、台湾も1990年以来の水準に上昇。 出遅れていたロシアも3年半ぶりの高値圏で推移。