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prismhit~~~明日から令和ですね。
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>>6850

インベスコ・アセット・マネジメントの木下智夫グローバル・マーケット・ストラテジストは「米国の底堅い景気を背景にリスク資産を増やす動きが顕著で、中でも生成AIがらみの将来性やリターンを見込んでヘッジファンドも積極的に買いを入れた」と分析する。

4月下旬以降は米景気減速を示す経済指標の発表が相次ぎ、利下げ期待から長期金利が低下したことから、「テック株に追い風が吹き、追加でエクスポージャー(投融資残高)を増やしていてもおかしくない」(木下氏)とみる。

もっとも、ハイテク株は利益確定売りも出やすかった。デビッド・テッパー氏が率いるアパルーサ・マネジメントはエヌビディア株を4割、AMD株やマイクロソフト株を2割減らした。

クオンツ運用のヘッジファンド、ツーシグマ・インベストメンツもラムリサーチ株を95%、メタ株を25%減らした。著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハザウェイはアップル株を13%減らした。

今後の利下げを追い風に企業がM&A(合併・買収)や市場での資金調達に前向きになるとの見方から、投資銀行の収益回復にも期待が一部集まったようだ。ソロスやサードがゴールドマン・サックス株に、ツーシグマがモルガン・スタンレー株にも投資していた。

同時に、1〜2月の米小売売上高が市場予想を下回ったことなどから消費低迷への警戒感もくすぶった。ビル・アックマン氏が率いるパーシング・スクエア・キャピタル・マネジメントは、ファストフードチェーン大手のチポトレ・メキシカン・グリル株を1割削減した。