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prismhit~~~明日から令和ですね。
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>>6737

国内取引価格は円相場の影響も受ける。円の対ドル相場は5月中旬時点で1ドル=155円台と約34年ぶりの円安水準が続く。銅の国際相場が最高値を付けた22年3月上旬、5円玉の材料費は3.78円だった。円相場は当時の1ドル=115円台から約40円下落しており、円安が貨幣の材料費を高める構図になっている。

財務省は「貨幣製造のために銅などの非鉄金属を調達しているが、原料の多くは流通済みの貨幣を回収してリサイクルしたもので、今のところ貨幣製造に与える影響は軽微とみている」という。

5円玉の材料費が額面を超える可能性はあるだろうか。亜鉛は動かさず、銅のみ国内価格が国際相場と円安の2つを要因に動くと仮定して試算してみた。円安だけで額面超えとなるには、1ドル=170円以上に円が下落する必要がある。一方、円相場が動かなければ、銅のLME価格が足元の1トン1万200ドル台から1万1500ドル程度まで上昇する必要がある。

みずほ銀行の江口侑希調査役は「米利下げ観測がくすぶるなか、円相場が170円台まで下落するとみる市場関係者は少ない印象だ」と指摘。「将来的な需要拡大を考慮すれば銅価格が1万1500ドル程度まで上昇するシナリオの方が蓋然性が高い」と話す。

個人が貨幣を意図的に損傷することは犯罪になる。貨幣を損傷、または鋳つぶしをした場合、貨幣損傷等取締法により1年以下の懲役、または20万円以下の罰金に処せられる。