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prismhit~~~明日から令和ですね。
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>>6444

4月のシカゴ購買部協会景気指数(PMI)も予想に反して低下し、22年11月以来の低さだった。内訳では新規受注や雇用などが低下した半面、支払価格が23年8月以来の高さだった。景況感が悪化するなかで構造的なインフレ圧力が残る可能性を示唆しており、「市場に『(インフレと景気停滞が同時進行する)スタグフレーション』という言葉を思い起こさせた」(シーミス・トレーディングのジョセフ・サルッジ氏)との受け止めにつながった。

米長期金利は一時、前日比0.08%高い(債券価格は安い)4.69%まで上昇した。4月に入って0.5ポイント近く上昇している。「この高金利では米国株のバリュエーション(投資尺度)の高さを正当化するのが難しくなる」(ミラー・タバックのマシュー・マリー氏)との懸念が強まりやすい状況だ。

しつこいインフレと利下げの先送りが相場の一段の調整につながりかねない――。市場では「セル・イン・メイ(5月に株を売れ)」が賢明な選択かどうかの議論が盛り上がる。

株の持ち高縮小には懐疑的な意見も少なくない。緩やかながらもインフレ鈍化が続き、米連邦準備理事会(FRB)の年内の利下げ開始で米景気後退が避けられるとするなら、ファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)は悪くない。企業業績も改善基調で、「撤退はせず、循環させるべき」(CFRAのサム・ストーバル氏)と循環物色を推奨する声が聞かれた。