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prismhit~~~明日から令和ですね。
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>>6483

そして、もう一つは、不意打ちのようなラブロフ訪中発表のタイミングだ。4月5日、米財務長官のイエレンは、中国南部の広州から訪中日程に入り、その後、北上して、同8日夜まで会談・行事が詰まっていた。

北京入りしたイエレンが、中国首相の李強(リー・チャン)と会ったまさにその日だった同7日、突然、中国から対外発表があった。ラブロフが同8、9両日に北京にやって来るという。確執がある米ロ両政府の大物政治家が、同じ北京にいたのは異例だ。

習・ブリンケン会談から花が消滅し、習の表情も尋常ではない。大変化を目の当たりにした米中関係に詳しい人物は、単なる外交上の演出を超えた雰囲気、違和感を感じたという。「何か大きな事が起きているのではないか」。そういう予感だという。

考えられるのは、直前に急浮上した出来事だ。問題はロシアによるウクライナ侵略。それを物資面で裏から支えているのは、中国の対ロシア支援である、と米側は主張する。

軍事向けに転用できる工作機械、マイクロ電子部品などに関して、中国がロシアへの主要な供給源だ、との指摘だ。これを早急にとめたい米側は、中国の銀行に対して金融面の制裁までちらつかせた。

追加制裁としてドル決済機関である国際銀行間通信協会(Swift)から中国の一部銀行を追い出す可能性もある――。米メディアの関連報道もあり、この話題がブリンケン訪中直前、国際金融市場の話題をさらった。ただ、この措置は米中関係や中国経済への影響が大きすぎることもあり、一気に動く気配はない。