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>>19

ジョセフィン

・弱気相場でも折れない 個人、「逆イールド」下でどう動く。
長短金利が逆転する「逆イールド」が進む局面ではどんな投資戦略が有効なのか。
参考になるのが過去の例。
米5年債利回りと2年債利回りが逆転してから、米景気後退に至るまでは平均で約2年間の時間差があった。
この間の米国株(ダウ工業株30種平均)は平均で2割強上昇。
逆転した時点では景気そのものはまだ堅調で、株式に資金が向かいやすい状況とも。
だが景気後退入りすると、米国株は下落に転じている。
「逆イールドは景気後退期の株価下落に備えた準備期間のシグナルとして捉える必要がある。」
過去の長短金利縮小はどの局面に近いか。
JPモルガン・アセット・マネージメント重見吉徳氏は「2000年代初頭の米ITバブル前後とも」。
当時と直近を見ると、インターネットやテクノロジー関連株が主導して株式相場が力強く上昇したという共通点がある。
ITバブル後の景気後退の「2年前から1年前」、「1年前から直前」のお2つの時期に分けて資産価格の動向を分析。
2年前から1年前の時期は新興国株や日本株の上昇が高かった。
これらは世界景気が好調で市場のリスク選考度合いが高い時期に買われやすい資産。
ところが、1年前から景気後退直前の時期には動きが一変。
景気の変調が色濃くなり、投資家が安全志向を高めたため。
価格変動率が相対的に低い米国の低ボラティリティー株や先進国の高配当株、米国債などが買われた。
日本株や新興国株など株式はおおむね下落した。

テイラーラボ ジョセフィン  ・弱気相場でも折れない 個人、「逆イールド」下でどう動く。 長短金利が逆転する「逆イールド」が進む局面ではどんな投資戦略が有効なのか。 参考になるのが過去の例。 米5年債利回りと2年債利回りが逆転してから、米景気後退に至るまでは平均で約2年間の時間差があった。 この間の米国株(ダウ工業株30種平均)は平均で2割強上昇。 逆転した時点では景気そのものはまだ堅調で、株式に資金が向かいやすい状況とも。 だが景気後退入りすると、米国株は下落に転じている。 「逆イールドは景気後退期の株価下落に備えた準備期間のシグナルとして捉える必要がある。」 過去の長短金利縮小はどの局面に近いか。 JPモルガン・アセット・マネージメント重見吉徳氏は「2000年代初頭の米ITバブル前後とも」。 当時と直近を見ると、インターネットやテクノロジー関連株が主導して株式相場が力強く上昇したという共通点がある。 ITバブル後の景気後退の「2年前から1年前」、「1年前から直前」のお2つの時期に分けて資産価格の動向を分析。 2年前から1年前の時期は新興国株や日本株の上昇が高かった。 これらは世界景気が好調で市場のリスク選考度合いが高い時期に買われやすい資産。 ところが、1年前から景気後退直前の時期には動きが一変。 景気の変調が色濃くなり、投資家が安全志向を高めたため。 価格変動率が相対的に低い米国の低ボラティリティー株や先進国の高配当株、米国債などが買われた。 日本株や新興国株など株式はおおむね下落した。