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>>1231

・欧州経済はただでさえ景気減速に歯止めがかからない状況。
17日にドイツ政府は新しい経済見通しを示し、20年の実質成長率をこれまでの1.5%から1%に引き下げた。
米中貿易戦争や英EU離脱の不透明感が広がる中、企業は投資や雇用をためらい始めており、製造業以外にも減速が広がる状況に入りつつある。
欧州の金融市場の不安定な状況も当面続く可能性が高い。

・日経平均株価は18日、年初来高値を更新。
2018年12/3以来10カ月半ぶりの高値水準となり、令和に入って最高値を付けた。
米国と中国の貿易協議が「部分合意」に至るなど、世界景気の先行きに対する警戒が和らいでいる。
米企業で好決算が相次いだことも投資家心理の支えとなり、リスク資産である株式を買う動きが鮮明となった。

・国内企業の2019年4-9月期決算発表が今週から本格化。
米中貿易摩擦などによる景気減速懸念から通期予想でも下方修正が相次ぐとの見方も強い。
一方で貿易協議がひとまず部分的に合意に落ち着いたことで、年末にかけて業績が回復する「下期回復シナリオ」に期待する声は根強い。
修正幅がどこまで広がるかが焦点になる。