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>>1231

ヴェリタス

・現金よさらば デジタル通貨が変える世界
人口600万人の東南アジアの小国カンボジア。月内にもブロックチェーン(分散型台帳)技術活用したデジタル通貨始める。
カンボジア国立銀行(中央銀行)が7月から試験発行する「BAKONG(バコン)」。
スマートフォン専用アプリをダウンロードすれば、
銀行や商業施設でQRコードをかざすだけで、自国通貨リエルか米ドルで簡単に送金や決済できる。
すでに約10万人が利用。決済額は1日あたり1800万ドル(約20億円)に膨らむ。

・現金よさらば デジタル通貨が変える世界
国際決済銀行(BIS)のリポートによれば、現在40を超える中銀が何らかの形でデジタル通貨の研究に取り組む。
急先鋒は中国。中国人民銀行易網総裁は9月下旬、「デジタル人民元」の研究に初めて言及、近い将来の発行可能性を示唆。
人民元は2014年からデジタル通貨の研究に着手。17年に人民元デジタル通貨研究所設立、出願中のデジタル通貨関連技術は74件。
中国がデジタル通貨の開発に力入れるのは、人民元の国際化や利便性向上という表向きの理由に加え、「米国による通貨覇権への対抗も意識」。

・現金よさらば デジタル通貨が変える世界
「デジタル通貨競争」を加速させたのは米フェイスブックが6月発表したデジタル通貨「リブラ」構想。
世界の3分の1強に相当する27億人の利用者を抱えるフェイスブックの事業基盤を使い、20年にも「新通貨」が誕生する。そんな期待も渦巻いた。
ここへきて、リブラ計画には暗雲。米ペイパルHDが「現時点では参加見送る」と表明。米イーベイや米ビザも加盟見送ると明らかに。
背景には政府や中銀など当局の強い反発。

・現金よさらば デジタル通貨が変える世界
デジタル通貨への移行は銀行離れを加速させ、既存の金融機関を「負け組」に追い込む可能性もある。