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>>1231

ヴェリタス

・自動車株は沈まない 「100年に1度の変革」に挑む。
「CASE」の荒波にさらされる世界の自動車大手。ライバルは同業ではなく、部材各社やIT企業で、競争の軸が変わる。
自動車メーカーは成長を続け、株式市場で再び輝けるか。「100年に1度の大変革」の行方を追う。

・自動車株は沈まない 「100年に1度の変革」に挑む。
中長期の自動車株を見るうえで、何年先をイメージするのがいいか。
現時点なら2025年くらいまでとの指摘も。
この観点で目先の重要なイベントは環境規制の強化。
欧州連合(EU)が2021年に実施する見通しの二酸化炭素排出規制では、域内で販売する新車の平均排出量を走行1KMあたり95グラム以下に。
18年実績で見れば目標値迄20~30グラム前後の乖離があるメーカーが大半で、達成できない場合は販売台数と未達幅に応じて罰金を科される。
仮に18年のままだった場合、独フォルクスワーゲン(VW)で83億ユーロ、ダイムラーで27億ユーロに達する。
このため各社は「CASE」で言えば「E」にあたる電気自動車(EV)の投入に躍起。
VWは19年~23年の5年間で電動化に300億ユーロを投資、28年までに70種以上の新モベル投入する。
新車の投入は開発費がかかり、生産効率も落ちる。
VWやBMWが今までの高利益率を維持できるとは限らない。

・自動車株は沈まない 「100年に1度の変革」に挑む。
自動車株の市場での存在感は徐々に薄れている。
トヨタ <7203> [終値6790円]ホンダ <7267> [終値2458.5円]日産 <7201> [終値658.8円]SUBARU <7270> [終値2707.5円]
スズキ <7269> [終値3904円]三菱自 <7211> [終値421円]マツダ <7261> [終値885.3円]の国内大手7社の時価総額合計は7月末で36兆円。
東証1部590兆円に占める割合は6%。この10年で2%下がった。
自動車企業が「メーカーX CASE」の勝ちパターンを確立できたとき、IT・製造系という新たなカテゴリーで再び存在感を示せるかもしれない。