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ヴェリタス

2019年04月21日日経ヴェリタス
・気が付けば適温相場 日米株、再び高値圏、持続力探る。
調査会社リフィニティブ集計では、ハイ・イールド債(高利回り債)の
世界全体での発行額は1~3月が前年同期比9%増、987億ドル(約11兆円)と、2018年中の減少基調から増加に転じる。
投資マネーはリスクを伴う市場全般に行き渡り、米国株は史上最高値の更新が近づく。
ダウ工業株30種平均は最高値更新まで270ドルを切る。
フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は3日に約1年1カ月ぶりに最高値つけ、その後も騰勢保つ。
半導体相場は足元で弱含み設備投資も戻っていないが、市況は年後半には回復するとの期待が買いを支えている。

・気が付けば適温相場 日米株、再び高値圏、持続力探る。
日本でも米株高を好感、、日経平均株価が先週、年初来高値更新。
海外売上高比率が高い企業で構成する「日経平均外需株50」は先週2%上昇。
逆に、海外比率が低い銘柄で作る「内需株50指数」は1%下落。
市場では「ゴルディロックス(適温)」という言葉が再び聞かれ始めた。

・気が付けば適温相場 日米株、再び高値圏、持続力探る。
熱を帯びるのは日米だけでなく、ブラジル、インドなど主な新興国の株価指数もこの1カ月で最高値圏まで上げてきた。
中国では銀行融資が再び増え始め、過剰債務を圧縮する構造改革の先送りが鮮明。

・気が付けば適温相場 日米株、再び高値圏、持続力探る。
実体経済に目を移せば、しばらくは減速が避けられそうにない。
経済協力開発機構(OECD)は3月、今年の世界経済の成長見通しを引き下げた。
日米欧など中心に、世界全体の実質成長率は18年より0.3ポイント低い3.3%と予測。
「政策の不確かさ、貿易の緊張持続が経済を減速させている」と分析。
それでも市場を覆うのは期待や楽観。
「恐怖指数」とも言われるVIX指数は12.09と約7カ月ぶりの低水準にある。
低い指数は投資家の多くが株価がこの先も急変せず緩やかに上がる展開に賭けていることを示す。