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おさらいです。
まずは、カラカサとトンカチの基本的な特徴を抑えておきましょう。

カラカサ
ローソク足のカラカサ
カラカサの特徴は、陰線陽線関わらず、ローソクの実体が小さく長い下ヒゲが出ていることです(傘のような形だから覚えやすいですね)。

陰陽ともに、しばらく下落した後に出現すると、底を暗示するローソク足であり、
上昇後の窓を開けた陽線のカラカサ出現は、あとで解説する首吊り線となり天井を暗示するのが基本的な考え方です。

下落後にカラカサが出現した時の投資家の行動は、場中に大きく売られたが大引けにはそれを吸収する買いがでてきたことを表しています。

後で解説するたくり線のように窓を開けた後、カラカサがでる形でなければ、即転換とまでは中々行きませんが、私の場合、そろそろ下落が止まってきたのかな?と読んでいます。

逆に、上昇後の出現の場合は、一旦大きく売られた押しか、
●かなり大きく上昇した後なら近日中の下落への転換を疑いますね。天井売り。

ちなみに、ローソク足の実体がなく一本線の場合はトンボと呼ばれています↓

十字線のトンボ 十・ T 左側は、カラカサと違って上が少しはみ出していますが、それもトンボと呼ぶそうです。
中々でない形ですが、カラカサと似たような動きになることが多いですね。
トンカチは、カラカサと全く逆の形で、小さいローソクの実体に長い上ヒゲがでた形です。

天井圏か上昇後の一旦の押しに出現が多く相場の転換を暗示しています。

しかし、大きなトレンドの天井圏は基本的に値動きが激しいので、トンカチが出現する場合でも、かなり長いヒゲだったり、上ヒゲの大陰線や単純に大陰線とかコマや十字線の連続だったりすることが多いです。

底値圏でもたまに出現しますが、酒田五法の組み合わせでは形が見つかりません。

はらみ線の右側がトンカチの場合はいったん上昇することもあります。

トンカチの実体がなく一本線の場合は、 トウバと呼ばれています↓

十字線のトウバ
トウバは、出現数が少ないですが、トンカチと似たような動きをします。

  • >>4547


    首吊り線 たくり線 は相場の転換足です。
    たくり線は、底を暗示する並びで、しばらく下げてきた後、窓を開けて寄り付き陰線のカラカサ(陽線でもいけると思います)が出現した状態です。

    しばらく下げた後、さらに大きく下げて寄り付いたのに、大引けでは長いヒゲをつけたことから、売りが終わり買いが入ってきたと考えることができます。ここで打診買いをしておき、次の日に陽線がでたのなら追加買いをしています。

    きれいなカラカサではなく、少し上にヒゲがでてるようなローソク足でも似たような動きをすると個人的には分析してますね。
    首吊り線 しばらく上昇した後、窓を開けて寄り付き陽線のカラカサが出現した状態を首吊り線と呼びます。

    場中に大きく売られたが戻した状態なのですが、上昇しているのに売りが出はじめた状態なので、次の日以降に下げるようなら転換の可能性を疑う場面です。

    実戦的には、上のチャートのようなきれいに転換する首吊り線は少ないですが、首吊り線出現後、数日もみ合ってから下落するパターンもあるし、カラカサではなく、上ヒゲが少し出たローソク足で転換する場合も確認できています。
    上昇局面で窓を開けてカラカサが出現したら、その後の動きに注意ですね。